【バレエ鑑賞録】新国立「くるみ割り人形」新装版の感想|残念な点と良かった点

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舞台や映画の鑑賞録

2025年で最初で最後となった我が家のバレエ鑑賞は、新国立バレエの「くるみ割り人形」でした。

少し日が経ってしまいましたが、忘れないうちに鑑賞録を残しておきます。

今回観に行ったのはクリスマスを過ぎた12月29日

中1娘はなんだかんだで忙しくクリスマス前に鑑賞できる日がなかったため、暮れも押し迫った12月29日のソワレで観ました。

クララは小野綾子さん、王子は李明賢さん。

夜だったためか観客は大人率が高めと感じました。

1年半ぶりのバレエ鑑賞、この1年半色々ありました

我が家と「バレエ」と言うと・・・
2024年6月にバレエ「アラジン」を見て(→感想はこちら★)以来、娘が小6受験生というのもあってバレエを観に行っていませんでした。

そして受験が終わり、娘は8年続けた習い事のバレエを辞めてしまいました。
2025年4月に中学校に入って学校行事や部活のペースがつかめず、土日にバレエ鑑賞の予定を入れることができず。

もう観に来たくないのかな?と親としては思ったのですが、そうではなく引き続き鑑賞するのは好きなのだそう。

娘から「今年は新国立のくるみ割り人形が観たい」とリクエストされ、ジアトレ会員先行予約初日に予約したのでした。

今シーズンの新国立「くるみ」は新演出

この2025/2026冬シーズンから新国立のくるみ割り人形は、ウィル・タケット氏振付のものに変わり「新装版」となってさいます。

以前のウェイン・イーグリング氏振付のものは2回ほど鑑賞していました(→2019年感想はこちら★、→2020年感想はこちら★)ので、今回のリニューアルバージョンを楽しみにしていました。

「くるみ」は子どもの習い事バレエの発表会でもザ・定番ですよね。娘も何度か踊らせていただきました。勉強のため何本か海外バレエ団の「くるみ」をオンラインで観ましたし、kバレエ(→感想はこちら★)や東京バレエ団(→感想はこちら★)なども実際に足を運んで観てきました。

そのため今回の新国立「くるみ」のリニューアルを「どんな風に変わったんだろう?」と楽しみにしていました。

新装版の「くるみ」はメルヘン調?!

私と娘という素人の感想で申し訳ないのですが。

私は今回のくるみ割り人形を見て、「メルヘン調過ぎる」と思いました。対象年齢を一気に小学校低~中学年に引き下げられたような感覚。2幕のお菓子の国で特にそう思いました。

アラビアの踊り「綿あめ」中国の踊り「ゼリー」というお菓子のキャラクターになって、単調な踊りにアレンジされたのが本当に、本当に残念でした。

私はアラビアの踊りの妖艶さが大好きで、ともすれば全体的に子供っぽくなりがちこのな演目の中で「スパイス」的存在だったと思うのです。
そして中国の踊りといえば溌溂さ。さらに少しの滑稽さが「お口直し」的に不可欠だったと思うのです。

カーテンコール時の撮影。2列目両脇には目を惹く「ゼリー」ちゃんたち。

娘も「2幕の踊りが曲のイメージと合わなかった。振り付けが疑問」と。

娘は「パ」(ステップ)が音と合っていないことが多くて(ダンサーの技量という意味ではなく)、どうしてその振り付け?という疑問を感じざるを得なかったと。

そして私同様に「アラビアの踊り」、「中国の踊り」が、オーソドックスなものでは無くなってしまったのが残念過ぎると。この2つは変えるべきではないと。

一方「ロシアの踊り」「ポップコーン」に変えたのは踊り的にもとてもマッチしていたと思うと。

・・・

ネットでの感想を見ても、やはり今回のリニューアルに気持ちが付いていかなかった方は大勢いらっしゃるようです。「くるみ」は大勢の方に親しまれている分、変化球を加えるのは怖い演目。

いつまでも同じことをしていたら進歩しない。
常に新しいチャレンジをすることは大切。

ということは頭では分かっているのですが、観客としてはなかなかすぐには受け入れが難しいです。

一方で良かったと思う部分もあります

もちろん今回のリニューアルで良かったなと思う部分もあります。

主役のお二人の安定感

今回クララの小野さん、王子の李さんの踊りには安定感があり、役どころとして全く違和感がなかったです。

小野さんはクララの少女らしさを十分に現わしていましたし、李さんも最初はドッセルマイヤーの助手として控えめに登場するのですが、何かドラマを秘めているような登場で最後まで追うと納得の演技でした。

技術的なことは私はよく分からないと前置きしますが・・・
2幕で金平糖の精となった小野さんを、ドッセルマイヤーと王子の二人が軽やかに金平糖の精をパスするように「投げる」と言っては失礼ですが、男性の腕からもう一人の男性の腕へと「受け渡す」しつつ踊るのが素晴らしいなと思いました。
その動作に怖さが湧かないくらい練習し、3人が信頼し合っているのだろうなと思いました。

ドッセルマイヤーおじさんの見せ場が多くなったこと

主人公クララが不思議な世界に入り込む糸を引いていたのは、ドッセルマイヤーおじさん(この日は中家正博さん)でした。
魔法のような不思議な力を持っているキャラクターなので、今回の台本では存在が十分に活かされていると思いました。

カーテンコールでの撮影。真ん中がドッセルマイヤーおじさん。衣装マントの内側の模様も素敵でした。
プロジェクターを利用した背景や演出効果が増えたこと

観客も色んな映像演出に目が肥やされているので、大道具セットだけでは物足りなく感じてしまいます。
プロジェクターを使った映像の演出が多くなったことで、場に重厚感が出たり、幻想的な雰囲気を増すことができたと思いました。

ラストのカーテンコールのみは撮影OKになったこと

我が家、新国立バレエから1年半離れていたので、いつからカーテンコール撮影がOKになったのか分かりません。

他の舞台では、確かにカーテンコールだけはOKのところが多いので、時代の流れに合わせた感じでしょうか。

まとめ、2026鑑賞に向けて

そんなわけで2025年はこの「くるみ」1回しか観に行くことができなかったバレエ鑑賞記録でした。

2026年も引き続き新国立のジアトレ会員でいようと思うので、2026年こそはもう少し多くバレエ鑑賞に足を運びたいと思います。

しかし最近の娘の趣向はバレエよりもミュージカルに傾いているので、ミュージカル鑑賞の方が多くなるかもしれません。これも成長ですね。


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