昨朝起きてしまった登戸殺傷事件。
某私立小学校のスクールバス待ちの時間を狙ったと考えらえる痛ましい事件でした。
我が家は地理的に離れていますので、その学校は説明会などにも伺ったことはないです。しかし昨日は事件を知ってから、そわそわと落ち着かない気持ちでいっぱいになりました。うちの子、うちの学校は大丈夫だよね…?!と。
昨日はたまたま用事があり、13時には最寄駅に娘を迎えに行くことになっていました。13時という早い時間に娘の元気な顔をみて心底安心しました。お子さんの顔をみてこんな気持ちになった保護者の方も多かったのではないでしょうか。
しかし悲痛な対面となってしまった犠牲者の方もいるわけで…。お悔やみの言葉も見つかりません。
娘に事件のことを知らせました。
13時前に下校という日だったので、娘に聞いたところ、学校の先生から登戸の事件については知らされてないとのことでした。
用事を済ませ、自宅に戻ってから簡単に説明し、19時のNHKニュースの報道を見せました。いまいちピンとは来ていないようでしたが、6年生の子が亡くなったということには衝撃を受けていました。
けれど今朝は、もうそんなことも忘れたのか「早く学校に行って学校の開門を待ちたい」という娘に、もう一度昨日の事件のことを言いました。
「待っている間を狙って殺そうとする人もいるんだよ、だからお母さんは門の前でまって欲しくない。家を出る時間を少し遅くしよう」
といって説得しました。
夫にも「今日は娘と途中で別れず、できるだけ学校まで付き添って欲しい」とお願いしました。
もちろんこれが万全とは言えません。今回の事件と同じような犯人だったら、保護者とされる男性もお亡くなりになっていますから、うちの夫が傍にいてもなんの抑止力にならないと思います。
今回の事件は「一種のテロ」だそうで・・・
犯罪学ご専門の先生によると、今回の事件は「一種のテロ」とカテゴライズされるそう。「附属池田小の児童殺傷事件」と「秋葉原の無差別通り魔事件」の両方の性格をもったものだと。そして一般的な対策が通じないとのこと。
そうは言われても、被害に遭わないために何かできることはないかをグルグルと考えてしまう私です。感情の方が先にたってしまっています。
娘にもさらに追加でどのように伝えて、どう対策をとるように薦めるか悩みます。多分今日には娘の学校からも指示やコメントがあると思うので、ひとまずそれを待ちたいと思います。