【目から鱗でした】「女の子の学力の伸ばし方」(1)

教育本の感想

最近読んだこちらの本が良かったのでご紹介します。
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この本は吉祥寺に拠点をおく小規模学習塾の代表である富永先生が書かれています。

本の中で私が一番衝撃を受けたのは、「女子は結局女子同士の戦いになるので、男子で求められるレベルまで仕上げなくてもよい部分がある」というところです。

一体どういうことか最初は書いてある意味が全く分かりませんでした。

というのも私は地方の公立高校(男女別の定員なし)→国立大(男女別の定員なし)だったので。

でも東京では私立中学校や公立の中高一貫校、公立高校で、たとえ共学であっても男女別の定員があるのが普通なのですね。
そのため合格者の最低得点も男女で違うのはあることだそうです。

ネットで調べてみると、特に公立校では男女別に合格ラインが違うというのは不公平、けしからん、という意見もあるようです。総じてこういう場合、女子の方が高得点取らないと入学できない仕組みになってますからね。

最近は男女のボーダー差を減らす取り組みをやっている学校もあるそうです。(余談ですが一部の私立医大で実は男女別で合格ボーダーが違った、という話にもつながる気がします。)

全国的にみても公立校においても男女定員があるのは珍しく、東京特有の現象のようです。
 
ここまで調べて、やっと書いてある意味が分かりました。

さらに都内は男子校、女子校も多いので、それらの学校を目指すなら、なおさら「女子は女子の中での戦い」、「女子に求められている(=女子校で出されることが多い)学習項目で穴をつくらない」のが大事なようです。
 
へー!!!と100回くらい言いそうになりましたよ!

目から鱗が落ちました。

常に男女一緒で性別で区別されるような試験を受けたことがない私は、全く知りませんでしたから。

前置きだけで長くなってしまいましたので、続きは明日の記事にします。


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