本日4日が仕事はじめだったという方も多いのでは?
私もそうでした。
4日病院の様子
私の勤務先は年末年始は救急外来と入院病棟のみオープンで、4日から通常営業です。
4日はやはり「発熱外来」が混雑し、PCR検体が大量となりました。
新型コロナとインフルエンザ、小児と持病ありの方たち。
インフルエンザは、ここ2年影を潜めていましたが、この冬はすっかり増えてしまっていますね。
1月2,3日に当直した人に聞くと、救急外来に新型コロナとインフルエンザで来られる方が多かったそうです。
自宅で抗原キットで判断する方が増えたとは言え、病院に来なければならない人(持病あり、小児、高齢者)は大変です。
とはいえ、2021年や2022年初頭に比べるとマシ
新型コロナも、オミクロン株BA.5が主流となり、またワクチンを打った方も増え、すでに1回以上は罹ったことがある人も増えた状態の2023年初頭。
社会的にも、そして病院としても、2021年や2022年初頭よりも状況としてはマシになっていると感じます。
ただ感染数が増えれば、やはり死亡数もある程度比例して増えてしまうので、高齢者や基礎疾患ありの方はそれほど楽観視できないです。
新たな変異株 XBB1.5
現在米国では、オミクロンの変異株であるXBB1.5が、この1か月で感染者の4%→40%と急速に拡大し主流を占めるようになっているそうです↓
となると、日本でも主流となるのは時間の問題ですね。
BA.5よりも免疫回避能力があると言われているXBB1.5。
医療従事者としては、また厄介なことにならないといいけど…と願うばかりです。
1月~3月は中・高校・大学と入試シーズンですから、そこにも悪影響がないといいのですが。