【中2】東京から北海道大学へ|中学生を大学祭に連れて行く意義(2026年6月6日, 7日)

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中2

先日、中2の娘と東京からびゅっと札幌へ、北海道大学の学祭に行ってきました。

純粋に学祭のためだけの2泊3日。他の観光地には一切行かず、金曜夜に札幌入りして日曜昼には帰京するという弾丸旅行でした。

学祭で印象に残ったこと、中学生を学祭に連れて行った価値について書きますね。

北大に来た理由と、のべ10万人規模の学祭ですって?!

北海道大学は私の以前一緒に働いていたドクター2名の母校。
お二人とも東京出身で高校まで東京→北大医学部というパターン。

お二人は母校愛が強くて、北大のキャンパスの雄大さや面白さについてよく語ってくれました。
その話を通して、無意識のうちに私は北大について刷り込まれてしまった?みたいで。

北大と言えばクラーク博士。ちょっと遠方から来たのかな?という親子連れ(我が家もですが)は記念撮影していました。

今回全国の国立大学祭日程一覧みたいなページを見ていて、北大6月5~7日と書いてあり。
「あれ?もうすぐだ。折角だから行ってみよう」となったのが、2週間くらい前でした。

調べると3日間でのべ10万人来場の一大イベントだそう。
ちなみに事後に公式HPで確認すると、この2026年は12.1万人来場だったそうです↓すごい。

公式HPからのスクショです

そして学長のご挨拶には「私が学生だった頃は、夜通し行われるものでした」と!!
その夜通しという言葉が、以前上司から聞いた北大祭の思い出話とも重なりました。

知的好奇心をくすぐられた企画

今年5月に東大の5月祭には行っていますが、これは短時間しか滞在できない日だったので、
あまりよく調べずフラッと行きました。

しかし今回の札幌はもう2度と来れない可能性の距離なので、事前にと学祭HPで調べました。

沢山の魅力的な企画があったのですが、うちの中2が体験して面白かった企画2点をご紹介します。

なお3日間で延べ10万人来場ですが市内ファミリー層が主体で、混んではいるけれど、東大五月祭よりも混んでいない印象でした(敷地が広大なので人の密度が下がる)。

その1:低温科学研究所で、「本物」の研究者に触れる

学祭の土曜日限定で、北海道大学が誇る研究所の一般公開がされています。
国際的に通用する研究をしている非常にハイクオリティな専門的場所です。

研究所一般公開のチラシ、この情報はHPでは見つけられず当日知りました。右側は医学部でクイズに正解していただいた大学ファイルとシャーペン

その中でも娘が選んだのは「低温科学研究所」

昭和11年に中谷宇吉郎博士が世界初の人工雪作成に成功したことに始まる研究所です。

-50度のお部屋(南極などからサンプリングした氷を保管している場所)に特別に入らせていただき、
研究者の先生からお話を伺うことができました。

南極などから持ち帰られた氷のサンプルを薄切して、偏光をかけて見せて頂いたのですが、
キラキラと大きな宝石みたいでとても美しい↓

建物内他のフロアでは、修士・博士の先生のポスターセッション(一般の人向けに分かりやすくしてある)もあったり。
小学生でも分かりやすい実験に参加させていただいたり↓

ダイアモンドダストを作る実験。水蒸気が一気に冷やされてごく小さな氷の結晶(氷晶)となり、光を当てるとキラキラと輝いて舞う自然現象がダイヤモンドダストですが、実験装置でも子どもがフーと息を吹きかければキラキラした粉のようにダイヤモンドダストが見えます。

お話させていただいた、物腰の柔らかい先生。
雑談の中でご出身高校が我が家のご近所と分かって勝手に親しみを感じてしまい、
親子でめちゃくちゃ素人質問してしまったのですが、後からHPで調べると研究室の教授。
大変失礼しました。

第一線で研究を続けながらも、とても気さくで飾らない先生方の姿に、娘も「本物」を感じたそうです。
今回一番印象に残ったのはこの研究所だったそう。

私は久しぶりに、大学医学部の基礎講座とか、学位のとき実験させていただいた某研究所のことなど、この空気感を思い出しました。

他の研究所にも寄りたかったのですが、色んなイベントが目白押しで、他の研究所に行く時間が十分取れなかったのが残念。

その2:各学部から選りすぐりの「公開講義」

「公開講義」企画は事前に公式HPでも告知がされていました。
金土日に60分強ずつ、色んな学部の先生が、大学の教室を使って一般向けの公開講義をしてくださるもの。

全て魅力的で1つに決めるのは難しかったのですが、娘への分かりやすさも考え獣医学部の先生の講義を聞くことにしました。
タイトルは「語らぬ動物の症候を診る名探偵 ~動物の脳神経内科のお医者さん~」という魅力的なもの。ご講演は獣医の笹岡先生でした。

こちらは獣医学部内の展示。動物の標本が多数ありました。これはロバの骨格標本。

土曜夕方だったので、娘は疲れていて講義が始まる前は「ホテルに戻りたい」と言っていましたが、
終わった後は「面白かった、話が聞けて良かった!!」と態度が一転していました。

中学生くらいの子が一人で一番前の席で熱心にメモを取りながら聞いていたり、
最後の質疑応答でも高校生くらいの子が、先生の子ども時代について質問したり。

かなり勉強しないと北大獣医学部には入れないからしっかり勉強してきてください、
とおっしゃっていましたね。

私のような大人にとっても知的好奇心くすぐるお話でしたが、
進路を考える中高生にダイレクトに響く公開講義だなと思いました。

スライドやお話の構成が非常に練られていて、この一般公開のために準備を重ねられたことが伝わってきました。
そして先生は関東から北大へ進学された方で、北大愛やこの学祭への愛も語られていたのも良かったです。

魅力沢山な企画、広大で自然豊かなキャンパス

他にも色んな面白い展示や、ミニレクチャー、舞台パフォーマンス、食事のとれる多数の模擬店があったのですが、ご紹介しきれない。

医学部でのポスター展示。各ポスターにクイズが潜ませてあり、3問正解で景品が頂けました。
農学部ヒグマ研究グループの模擬店テントに置かれていたもの。ギョッとしましたが北海道らしさ満点。

何より北大の広大なキャンパスに感銘を受けました。
基本的にすべての学部が、札幌駅からすぐの場所に一堂に会するだけの敷地があるというのは恵まれていますよね。

旧帝大らしい風格ある建物もたくさん

小川や木々もたくさんで、自然の中リラックスすることもできました。

中学生を学祭に連れていく意義

中2になって、5月に東大5月祭、今回6月に北海道大学の学祭と行っています。
(→東大5月祭の感想記事はこちら★

という思いから連れて行っています。
特に今のお勉強が大学入試だけのものではなく、大学から先につながることは分かって欲しいなと。

学祭は、受験生向けのオープンキャンパスとは少し違います。

研究に打ち込む大学院生、熱中できる活動を見つけた学生、専門分野について楽しそうに語る先生方――。

「大学とは勉強する場所」というより、「自分の興味を深めていく場所」なのだと、中学生なりに感じてもらいたい。

低温研究所に夢中になったり、公開講義を最後まで聞き入ったりする姿を見ていると、
今回の北海道大学は、予想以上に娘によい影響を与えてくれたのではないかと感じています。

ただ子供も成長するので、こうして親に付いてきてくれるのもあと1~2年かもしれません。


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