長らくブログを拝読していた方のお嬢さんの中受撤退という記事を読んで思ったこと。
知育界隈では有名なブログ
反響が大きかったためか、今はその記事はアメンバー限定記事になっているためリンクは貼りません。
0歳からの知育としてとても有益な情報や取り組みを記録されていたので、このあたりに関心がある方は一度は読んだことがあるブログではないでしょうか?
私の場合は、娘と同じ学年かつ同じ早生まれの同性ということで、とても参考にしていましたし、このブログのファンでした。
中受のことも早くから意識しておられ、未就学児の段階からいろいろ手を打たれていました。
しかも有名な学校の過去問から掘り下げるようなことも書かれていて、世の中にはこんなすごい親御さんもいるのね…と思っていました。
サピに入って以降は、学習に関する記事がが書かれなくなっていき、ついには「サピを退塾し中受を辞め、高校受験にします」と最新記事で書かれていました。
そのままフェードアウトしてしまうこともできたのに、はっきりとスタンスを示すところは流石でした。
理由はいろいろあると思う
辞めるに至った理由は、2つ簡単に書かれていました。
おそらくそこに挙げられていた以上に、いろんな出来事やお考えがあったのだと思います。
というのも、やっぱり東京の今の中受って行き過ぎてる部分も多いから、親子ともに軋轢が生まれやすいんですよね。
4年生~6年生までの学習負荷を目の当たりにすると、これを嬉々として主体的にこなすごく一部の早熟かつ試験という勝負が好きなお子さん以外は、親子でしんどいです。
しかし親世代の皆さんが実感されているように、中受しなかったらその先が真っ暗ということはないです。
高校受験、大学受験、大学生活、社会人になってからでも、意志あるところには道は開かれてます。
私自身も公立校→医学部という経路で、大学では中学受験した同級生が大半だったので、実は中学受験はマストではないな…とは思っています。
けれど状況が許すならば、やはり名門と言われる中高一貫校で学べることは素晴らしいことだと思っていて、いわば一つのオプション的な位置づけです。
X(ツイッター)ではいろんな感想を言う人がいるけれど
Xの中受界隈ではこの「撤退記事」がかなり話題になっていました。
でも感想言っている方の多くは、意外とブログ記事をきちんと読んでないんだなーということも分かりました。
事実とは違う情報で、伝言ゲームされてましたね。
そういうこともあって該当記事をアメンバー限定に変更されたのだと思います。
かなりセンシティブなことですし、小5ともなるとお子さん本人が記事やSNSを見てしまうこともあるので、やはり書きすぎないが吉だなと思いました。
結局中受をしてもしなくても、10年後にその子がいる場所は、その子のポテンシャル通りの場所になると思います。
これは私自身の兄弟の、中受あり・なしのバラバラな3人という実体験を経て思うことです。
あまり目先の中受に振り回されず、10年後、20年後にこの子にどうなってほしいか?と長い目で考えることも大事だと思います。
自戒を込めて。