サピは上の学年になってくると、塩対応が緩和されてくるとよく言いますよね。
そんなわけで今回はよいサービスだなと思った「質問教室」について。
授業後に行われる質問教室
4年生からは授業後に疑問点を聞くことができる「質問教室」が開かれています。
うちの子の校舎の場合、特定の1室を授業後の「質問教室」の部屋として確保。
質問したい子は、各自そこに行って、科目ごとに待機リストに名前を書いて、その科目の先生に順番に聞くことができるというシステムです。
保護者会で言われたのは・・・
「あまりに簡単すぎることは聞かないでください。
ちゃんと考えた上で分からない問題を持ってきて下さい。
質問教室に来ることで勉強している気になる人が毎年出てきますが、それはやめてください。
1人があまりにも多くの質問を持ってくると後ろで待っている人が困るので、場合によっては質問数で区切って、再度後ろに並んでもらうようにします。」
というような記憶。
ただ我が家はずっと利用していませんでした。4~5年の算数・理科はまだ簡単なので、疑問があれば私がすぐ答えることができたから。
6年夏になって初めて質問教室を利用する
この6年夏になって娘は初めて質問教室を利用するようになりました。
主に理科と算数です。
もはや内容が難しくて私が娘の質問へ即答するのが難しく、またうまく答えたつもりでもサピの先生とは違うやり方で私はやってしまうので、娘本人が混乱するためです。
普段学校があるときの平常授業は終了が21:00で、そこから質問教室に並ぶのは時間的に厳しいという事情もあり、平常の時は使えませんでした。
けれど夏休みは授業が19:30までなので質問教室に行っても、それほど帰りは遅くならないので使いやすかったのです。
利用してみてよかった
本人は質問教室に行くことを最初はかなりためらっていたのですが・・・
いざ行ってみたらいつも担当してくれている先生が、いつものやり方で教えてくれるメリットを感じたよう。
たいていは考え方を白紙に書いて説明してくれ、それをもらって帰ることができます。
意外と先生もてこずって正解にたどり着けない問題もあったりして、先生でも難しいんだ・・・と発見があった模様。
もちろんほとんどは鮮やかに説明してくれますけれど、算数のEとかの問題の一部はやっぱり大変みたい。でもDC(H)とかに出てるんですよね・・・
夏休みは質問教室利用者がどんどん多くなっている
娘曰く、夏休み前半は質問教室を利用する人が数人の固定メンバーだったそうです。
それが後半に行くにつれてどんどん人が増えていったそう。
人気なのは算数と理科。(一方、社会は科目の特性から全く質問に来る人がいないそうです。)
理科の質問したい人が多く、たまたまその日理科の先生が一人しかいないときは、うちの子(ラスト)が質問教室を終えたのは21:00になったこともありました。
つまり授業終わってから1時間半後・・・。
うちの子は小食で食欲ないタイプなので大丈夫でしたが、普通は13:30~21:00ずっと塾で、軽食タイムもない状態だと空腹で耐えられなくなりますよね。
我が家はサピまで近いので、私は気軽にサピまで迎えに行くのですが、待ち時間長いと中に入ってソファでお待ちくださいと案内されるので座らせてもらっています。
防犯カメラで教室の様子が映し出されるのでチラチラ見たり、置いてある図書を読んだりして暇つぶししています。
うちの校舎で質問教室待ちをこんなに頻繁にしている保護者は私以外に見かけないので、なんだかよく来ている母親だなーと思われているかもしれません。