前回記事と関連しますが。
ヤマハ幼児科に年中さんの段階で入れたことは、私がワーママとして小学校受験をのちに踏み切るにあたって大きな影響を与えたと思います。
その話を少し書いてみます。
周りはみんな専業主婦、幼稚園ママ
「ヤマハ幼児科」は年中・年長の2年間のコースです。週1回1時間。
親も教室に入り、子どもの隣に座って一緒にレッスンを受ける必要があります。
娘が入ったグループは、たまたま幼稚園児とママたちばかりのグループでした。
そこで私は幼稚園児とママという関係に少なからずショックを受けることになります。
母子の関係性が濃密
こういうことを書くと、「うちはそうじゃない」という否定がきそうですが、あくまで私が感じた主観です。
同じグループメンバーの幼稚園のお子さんたち、「これをするとママにこう言われるな」という塩梅が分かっている感じ。
逆にママの方も「うちの子はこうやると嫌がるから、こう誘導しよう」というのがよくよく分かっている感じ。
親子の間にある空気が濃密というか、一蓮托生感が強いと言うか。
長時間保育園利用の母子(我が家もそうです)とは全然雰囲気が違ったんです。
私なんて生後4ヶ月から1日10時間を他の人(保育士さん)に娘をお願いしていたわけですから、専業主婦の方と比べると4年間で大きな差になってました。
ちなみにうちの子は、お母さんと一緒なのがとにかく嬉しくて随所で「ママ見て!ママ見て!」アピールしていましたね。
教室の中でわが子がどう振る舞うのか初めて見た
ヤマハのレッスンでは、先生の指示で子どもだけが前に出て、一斉にドレミを歌ったり、ピアノを一人ずつ弾いたりする場面があります。
そういう教室内でわが子がどう振る舞うのか、初めてその様子を見ることになりました。
月齢が違うということもありますが、幼稚園児はそういう時スムーズだし、先生の指示をよく聞けている。
そして並ぶ時も、他の子を気遣うことができている。
なるほどねーと思いました。
私はレッスン中に花子の誘導が上手くできていなくって、「花子のこときちんと分かってなかったな」と思わされる場面が多々ありました。
ワーママに後悔はないけれど…
このヤマハで、他の母子と自分自身を比べることで、子どもに向き合う時間が自分には足りてなかったと思いました。
ワーママ人生に後悔はないけれど、もう少し子どもの様子を見る時間を作るべきだったなと。
(※ワーママ全般が子供を見る時間が足りないと言っているわけではないです。
あくまで「私は」足りてなかった、という話。)
そんなわけで、ヤマハのレッスンで1時間みっちり我が子の側でレッスンを一緒に受ける「幼児科」の2年間は、意義深い時間でした。
のちに年長になって小学校受験を志して、お受験教室(親の参観必須の教室でした)に入ったのですが、その前段階の重要なステップになったと思います。
もしくは受験しなかったとしても、小学校に上がる前の親子にとっての良い準備となったと思います。
なのでワーママで子供と向き合う時間を作りたい、という方は、ヤマハの幼児科の同伴レッスンが一助になると思います。