6/21月曜日から東京の緊急事態宣言が明けましたね。
行動への抑止力がなくなってしまっていた今回の緊急事態宣言だったので、
宣言が終わっても、それほど日常生活が変わらない人が多いのでは?
問題のオリンピック
尾身先生は感染拡大防止の観点から無観客での開催を提言されていました。
都内医療従事者の私も、尾身先生に賛同で、やるなら無観客であってほしいと思っていました。
でも医療や公衆衛生だけでは決めることができないオリンピック。
50%の観客数で行うことに決まったそうです。
ため息・・・。
これだとオリンピック後に感染拡大するよね・・・
オリンピックで人が動き、会食や飲酒も盛んになってしまい、
おそらく8月上旬あたりから、また感染数も重症者数も激増して、病床ひっ迫になると予想します。
経済が大事、というのは分かりますけれど、「オリンピックだから各種制限解除してOK」ではないと思うのですよ。
今まで禁欲的に行動していた人々も、お祭り的に気持ちが大きくなります。
今まで我慢していた反動もあるでしょう。
「これくらい大丈夫でしょう」と感染防御を意識した行動がとれなくなりそうです。
8月~9月上旬あたりは、感染者が増えることを予想。
重症者がどこまでかは、ワクチンの進み具合にもよるとは思いますが、医療従事者にとってはまた厳しい時期がきそうです。