報道の通り、諸外国では新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっております。
しかし日本…
日本はワクチン供与の契約を結んだばかり
日本の場合、ファイザー社とワクチン供与の正式契約を結んだと厚生労働省が正式契約を結んだと発表したのは、1月20日。
6月末までに6000万人分のワクチン供給を受け、年内には7200万人分となるそうです。
6月末で6000万人ということは、オリンピックをやるつもりであるのにとても遅いですね。
2月下旬には接種スタートと首相は威勢よく言っていましたけど、あれ??
6月末までに接種できない国民のほうが大半になりそうです。
医療従事者への先行接種
医療従事者への先行接種も決まってきたそうで、厚労省から各都道府県に事務連絡があったそうです。
47都道府県の100病院で、
内訳は国立病院機構(国病)の52病院、地域医療連携推進法人(JCHO)の27病院、労働者健康安全機構(労災病院)の21病院。
どの都道府県にも先行接種対象病院があり、決して都市部(感染者数が多いところ)で多く先行接種するわけではない模様。
ちなみに私の勤務先は入っていません。
なので先行接種に当たった方々がどの程度接種し、副反応が日本人の場合どの程度なのか、少し様子を見れる立場にあります。
アナフィラキシー以外の目立った副反応は海外では出ていないようなので、多分大丈夫だと思っています。
あとは発症を防ぐとか、重症化を防ぐとかいった効果が十分あることを祈るばかりです。
マスコミが煽る反ワクチンが怖い
最近のマスコミは反ワクチンに加勢しているようですが。
私は公衆衛生上、多くの方々に利益をもたらすためにはワクチンは打ったほうがいいと思っています。
というか、歴史的にワクチンのおかげで疫病を治めてきたわけですよ。
多くの人が打たなければ、感染の勢いは治らない可能性は高いわけですし、冷静に判断することが大切だと思います。
注意、現状子供が打てるワクチンはないです
残念ながら、新型コロナウイルスに対するワクチンは、ファイザー社は18才以上での治験、モデルナ社は16才以上の治験で安全性が確認されたものです。
日本国内で承認される場合も同様に18才、16才以上で承認となるはずです。
というわけで、その年齢未満の子供たちはワクチンなし。
学校生活での感染予防策は、今と変わらないくらいの厳しさが続くのでは?
時期としては大人がすっかりワクチンを打って、集団免疫が成立するまでは…と個人的には予想しています。