3.11と聞くと当時を思い出します。
東日本大震災から12年となりました。
いつの間にか東日本大震災から12年という月日が経ちました。
わが子を含め、今小学生の子はこの地震の時生まれていないor記憶にないこととなっています。
大人もこの地震の時どこで暮らしていたのか、親戚がどこにいるのかによっても受けたダメージは異なると思います。
けれど一番大変な思いをした東北の方々に思いを馳せ、哀悼の意をを新たにする1年に1回の日ですね。
小4にとっての東日本大震災
4年生の秋の時期だったと記憶していましたが、サピの社会のマンスリーテストで「東日本(大震災)」と書かせる問題が出ました。
正答率もそんなに悪くない問題でした。
しかしなんとうちの子、間違えたんです。(ちなみに社会の偏差値はそんなに悪くない子です。)
陸前高田市にも旅行に行って(↓)、「東日本大震災津波伝承館」も訪れたし、地元のタクシーでの語り部コースにも参加したのに?
娘曰く、あの大きな地震の正式な名前が「東日本」というざっくりした名前だとは思わなかったと。
「阪神・淡路大震災」みたいに、もっと限局した地域名がついているはずだと思ったと。
ほー、そういう認識なんだねと逆に驚きました。
直接的な揺れはそれほど大きくなかった東京でさえも、物流面でも、電力供給面でも大きな影響を受け、まさに「東日本」全体に大きな影響を及ぼしたのですが。
当時生まれていなかったor物心ついていなかった子には、ことの重大さが実感しにくいものなのですね。
埼玉県の某高校での、不適切動画・炎上事件
今回、埼玉県の某高校の高校生が、東日本大震災から12年を追悼する動画で、被災者を冒涜するようなものを投稿し炎上したことが話題になりました。
学校からも公式な謝罪が出ていました。
おそらくこの高校生も震災のことが実感として何も分かっていなかったのでしょう。
何万人もの人が亡くなってしまうという無念さ、悲痛さにも、想像が及んでいなかったのだと。
無知は罪だと思います。
最低限知っておくべき歴史や時事問題ってありますし、やはり知っていることは他者への配慮につながると思いました。
子どもには正しい知識を身につけて欲しいです。