2024年から始まる新NISA.
準備していますか?
「家計の安定的な資産形成」のためのNISAが、2024年に新制度となる
「新NISAって何?」「そもそもNISA自体やってなかったよ?」
という方もいらっしゃるかもしれません。
そもそもNISAは2014年に「家計の安定的な資産形成」を目的として国が作った制度。
従来型NISAでは投資で得た利益に対して課税されない期間が、一般型NISAでは5年間、積立NISAでは20年間でした。
これが新NISAに2024年から変わり、課税されない期間が無期限、しかも1年間にできる投資枠が360万円(上限枠は1800万円)と大幅拡大されます!
NISAを使わない投資だと利益に対しては約20%課税されてしまうので、NISA枠を使った方が税金分お得なのです。
私のNISAの状況
もともと投資信託は、インデックス投資として2013年頃から少額でおっかなびっくりやっていました。
NISAについては、2017年から積立NISAとして、毎年限度額まで利用してきました。
どんな銘柄を選ぶかによって成果は変わってきますが、私の場合は元金よりも35%以上の利益が出ています。
ざっくり言うと2017年の120万円が、6年後の今の評価額では162万円になっており(年利5%)、今売却しても利益42万円に対して課税はされません。
もちろん、コロナショックの時にはかなりミゼラブルな評価額となりましたが、慌てて売却しなければ自然に世界経済の状況に合わせて右肩上がりとなっていっています。(※選ぶ銘柄にもよります。)
NISAを始めた当初は「本当に大丈夫?」と心配でしたが、大きな問題はありませんでした。
銀行預金としてただ置いておくよりも、投信では年利5%以上で増えたので、ずっと良い形になっています。
そんなわけで、新NISA一考の余地ありです!
2014年からの新NISAでは従来よりも、1年間に投資できる上限額がぐっと上がりました(1年間に360万まで。生涯投資枠の上限は1800万円)
さらに非課税期間も無期限となりました。
より使いやすい形になったと思います。
しかし自由度が高くなった分、投資初心者にとっては心理的難易度があがったかもしれません。
年間360万円の枠は使い切る必要はないので、少しずつでも試してみたらいいと思います。
現役世代にとっては、値上げ、円安、重税化と負担が重くなる一方ですから。
新NISAに向けてやっていること
非NISA枠の整理、売却
私の場合は、従来型NISA枠以外での投資もあって、それは売却した時利益に対して20%課税されます。
その非NISA枠の投資信託を持ち続けても非課税メリットは受けれないので、2024年からの新NISAに入れる資金にするべく、最近は評価額と管理手数料のバランスをみて一部売却作業をしていました。
新NISA 証券会社の選定
NISA口座をすでに持っている人は、2024年になるとそのまま同じ証券会社で新NISA口座が自動的に開かれるそうです。
もし証券会社を変更したい場合は手続きが必要だそうで、今は別の証券会社にするべきか、比較検討中です。
もともとNISA口座を持っていない場合は、証券会社でNISA口座を作るところから始める必要があります!
新制度についてお勉強
新しい制度で困らないよう、FPの方の記事を読んだりして勉強中です。
ネット記事でもyoutube動画でも新制度について解説されているものがいくつもありますので、ご一考を↓