先日から問題となっていた児童手当の削減と、後期高齢者の医療費自己負担の増額について決着したようです。
児童手当については、夫婦収入の高い方が1200万以上は支給なし
医療費については、75歳以上単身で年収200万以上は自己負担2割に増額
ということになるようです。
我が家は児童手当もらえなくなります
覚悟はしていましたが、我が家は1200万超えているので児童手当はなしになります。
1200万でラインを引いたので、子育て世代の中では比較的少数派となり、声を上げにくくなりましたね・・・。
ただ1200万と言っても、 税引後の手取りは約869万。
現在の税金の負担はとても重いので、一昔前の1200万円世帯から比べると「豊か」というイメージからは遠いです。
特に都会で高い住居費や教育費を払いながら、子ども2~3人(もしくはそれ以上)となるとゆとりはないですね。
脅すわけではないですが、子育て世代の負担をどんどん増すのであれば、少子化はまた一層進むと思います。
世帯合算ではないことの不公平さ
もともとは世帯収入で線引きをする、という案も出ていましたがそれは今回採用されませんでした。
夫婦で1200万&300万世帯は児童手当なしなのに、1000万&500万世帯はもらえるんですよね。
額面上の世帯収入はどちらも1500万なんですが。
平等性を考えるとどうかな~と思います。
高齢者の医療費自己負担の引き上げ
こちらは75歳以上単身で年収200万円の方は、医療費が1割負担から2割負担になります。
80代実父は、「2割負担になったら困る!」と怒り気味に言っていました。
元々1割負担はとても恵まれているわけですが、それが急に2倍の額を窓口で払うのは抵抗感があるのは分かります。
でもそこは高齢者が多くなってしまった今では仕方ないです。
それでなくとも、高齢者の過剰な受診や投薬の多さは問題ですから、そこが抑制できたらいいと思います。
今の高齢者は時代的に財政面・税金面でもずっと恵まれてきたわけですし、少しは現在の現役世代の負担を軽くする方向に協力してもらいたいです。