女の子を育てている親としては気になってしまいます。
女性の働きやすさ、主要29か国中ワースト2位、7年連続
ニュースで取り上げられていたこちらの話題↓
主要29か国で女性の働きやすさを比較したところ、日本はワースト2位、ワースト1位は韓国。
7年連続でこの結果だそう。
日本・韓国が下位というのは、もやは文化的・慣習的な部分が大きいと思うのです。
そもそも仕組みを作るような政治家などが男尊女卑の思考ですし、そうやって下駄をはかせてもらっていることに慣れきっている男性たちばかりです。
今や経済が傾きかけた日本では女性を低賃金で働かせ、もともとやっていた家事育児も女性側に従来通りさせるという形で押し切っていますからね。
これから先も改善は難しいのではないかと感じています。
医者の世界は男女差が少ない
私が普段仕事している医者の世界。
待遇や昇進において男女差は少ない業界だと思います。
能力や頑張り次第できちんと評価してもらえます。
あとは科による部分もありますが、奥さんがバリキャリとか、お母さんが女医さんだったという男性医師が多いため、家事育児の理解がある。
賢いためか視野が広く、そして合理的なことが好きなので、性別を超えてフラットに物事を判断してくれる方が多いです。
そういう感じなので女医も働きやすいんだと思います。
他の職に就いたことがないから分かりませんが、でも女性であることが不利に働く場面は少ないので、世間からかなり乖離している自覚はあります。
難関女子中高一貫校で医学部進学が増えている
最近は都内の難関女子中高一貫校では、医学部に進学する子が大幅に増えていることが話題です。
こういう傾向にはすごく納得します。
今の状況であれば、女子で医師になるのはとてもいい手だと思います!!
しかし医者の待遇が今後20年、30年でどう変わるかは不透明です。
AIによる診療・診断・投薬判断が進むかもしれないし、診療報酬制度が崩壊するかもしれない。
そうなるとそもそも医師を雇う必要性は減ったり、今ほどの収入は得られないかもしれない。
賢いからその時代に合わせてうまく変化することはできるとは思いますが、安泰ではないかも?という一抹の不安はあります。
子どもに医師になることを勧めるか?
娘校は医者の子が多いので1年生の時から「医師になる」と言っている子はそれなりの数います。
また両親が別の職業であっても、最近は周りに影響されてか「医師志望」と言い始めた子もいるそうです。
そんな「みんな医学部志望」の流れを受けて、花子さんも「私も医者になるのかな?お母さんはなって欲しい?」と聞いてくることがありました。
そのため私が医学部に進学した経緯や、小学~高校の成績の話をしました。
実は他になりたかった職業があって、今でもその道に進んでいたら…と思うことがあるということも。
花子さん的には「初耳」の話が多かったようで、とても面白がって聞いてくれました。
花子さんがどういう判断をするのか分かりませんが、将来の仕事や大学から逆算して、中学・高校の選び方や過ごし方を考える時期に来ているのかなと感じます。
花子の人生なので医師を強く勧めることはしないけれど、そして成績がその水準に達するかも変わらないけれど、悪くない選択だと感じます。