公的な子育て支援、自治体でかなり異なりますよね。
所得制限なし、都内在住の0~18歳に月5000円
東京都が新たに始めた「子ども・子育て018支援サポート」では、所得制限なく子供一人月5000円の支給が2024年から始まります↓
所得制限なし、という姿勢がとてもうれしいです。
所得が高い世帯はかなりの額を税金として取られ、一方で自分の子には所得制限でこういった類の支給が一切なし、という状況でしたから。
期限が12/15に迫っているという報道を聞いて、慌てて昨日申請を済ませました。
ちなみに12/15を過ぎて申請すると支給されないわけではないそうですが、支給開始が遅れるということだそうです。
また、住んでいる自治体(区)独自でも、児童手当を所得制限でもらえない世帯に対して、独自支給をするとのことで、こちらも申込みました。
東京都では2024年度から所得制限なしで高校授業料の無償化もスタート
先日小池都知事が発表されていましたが、東京都では2024年度から「所得制限なし」の高校授業料無償化も始まります↓
現状は世帯年収910万円未満の家庭では無償化が実施されていましたが、その所得制限を撤廃した形です。
都内、とくに住宅価格の高い23区内では世帯年収910万円を超える家庭は全く珍しくはないです。
むしろ世帯年収910万円をちょっと超えるくらいでは、住宅ローンを抱えていたり、自身の奨学金返済もあるのであれば、子どもを持つのも悩むくらいで決して裕福ではありません。
910万円を境に、0円か年間47.5万円(私立の場合の補助額)がハッキリ分断されるのはおかしな制度でした。
世帯年収ごとに階段状に補助額を変えるのならまだしも、ね。
東京都だけでなく、大阪府でも24年度から段階的に高校授業料無償化が始まるそうです。
どこに住むかによって子育て・教育のしやすさに大きな差
ド田舎で生まれ育った私からすると、都会と地方の子育て環境の格差は40年位前からずっとありました。
それがここ最近、より顕在化し、格差が助長されていると感じます。
日本国内においてもどこで子育てするか?
子育て支援の多さ(お金)、インフラ、教育レベルが大きく異なります。
少子高齢化が進む地方では、今後ますます子育てが難しくなるでしょう。
私の地元なんて、超過疎で出身高校が既に消滅してますよ・・・
ド田舎だと、我々親世代が働ける場所が公務員か医療介護職しかない、という状況で、若い世代はどんどん都会に逃げていきます。
親世代も、田舎は先細りなのはわかっているから(良識的であればあるほど)子どもが都会に出るのを止めることはしない。
私自身も出身県の病院で働いた期間もありますが、途中で将来を見越して都内に出て結婚子育て含めて拠点を東京にしたという選択で良かったと感じます。