「キッズライン」という子どものシッティングマッチサービス、ご存じの方も多いはず。
シッターサービスを提供する個人と、シッターサービスが必要な個人を結びつけるサイトです。
最近相次いで、このキッズラインを利用して依頼した男性シッターに性的いたずらをされた事件が明るみになっています。
被害を訴えることもできない小さな子どもに対して繰り返し犯行に及ぶのは卑劣です。
このようなシッター本人が犯罪者であり、一番悪いのはもちろんですが。
しかし野放しにしたり、利用者に事件の経緯を説明しないキッズラインにも大きな責任があるとおもいます。
特にキッズラインは個人と個人が行うシッティングです。
シッターの技量や資格には何も保証はありません。
この「制限なし、全てはサービス提供者と依頼者の間で話し合って」という姿勢。
そして一連の事件後キッズラインの対応は極めて後味の悪く、無責任でした。
放置することは犯罪の一翼を担うことに繋がるのに。
「何だかまずそう」な雰囲気が漂っていたので、キッズライン利用は見送っていました。
実は子どもがまだ小さい頃、キッズラインの利用を検討してサイトを見たことはありました。
サイトは綺麗にわかりやすく作ってありましたが、軽薄な感じ。
サイトからは危機管理がどうなっているのか、まるで見えてきませんでした。
なんとなく「いやーな」感じがして、利用はしませんでした。
我が家は「ファミサポ」と「フローレンス」を愛用していました。
我が家は区のファミリーサポートと、病児保育のフローレンスを使っていました。
ファミサポもフローレンスも信頼がおけると判断できたので利用していました。
ファミサポは、面談の上、好みでシッターさんを指定できるので、2名の子育て中の先輩ママ(お子さんは中高生)にお願いしていました。
区の事務局が介在しますし、保険もかけられていて、シッターさんも区のいろんな講習を受けねばならない、という決まりでした。
一方の病児保育のフローレンスは、シッターさんをこちらで選ぶことはできませんでしたが、毎回きちんと保育していただきました。
こちらは、シッターさんはフローレンスの会社(NPO法人)に属しており、教育・管理がしっかりしていたので、保育内容が均質化されている印象を受けました。
新人さんはベテランさんと組む研修期間もあるようで、実際2名が来られたこともありました。
やはり区なり、会社なり、後ろ盾があった上でシッターを管理しているのが見えないと怖いなとぼんやりと思ったのです。
勘って大事
今回の事件を見て、やっぱりあの時に感じた「いやーな」感じという勘は当たっていたのだと思いました。
何か引っかかることがある時は、その自分の勘を大切にして回れ右することも大事です。
未来ある子どもの心に傷を残したことは永遠に消えません。
自分のこと以上に過敏になって、うまく言語化できない些細な理由で「見送り」や「拒否」を選ぶくらいでもいいんじゃないでしょうか。
神経質と言われようとも!
でも利用者に全ての責任を押し付けるのは間違ってる!
そして親が最終的には判断して預けたわけですから、こういう事件が起きると親は必要以上に自分を責めるはず。
痛々しいくらいその気持ちはわかります。
そういう悲しい思いをする人が出てくるのを防ぐのは、利用者の判断力だけでは穴が出るのは当たり前です。
私も毎回完璧に怪しいサービスや人を判断できるなんて全く自信はないです。
ユーザーの判断力だけでは漏れがあるのを前提として、提供会社も責任をもって適格者か否かを判断する基準を設けたりできないでしょうか。
そして他のユーザーからの良くない報告を積極的に拾い上げること、それをほかのユーザーに還元することも大切だと思います。
そういう安全配慮ができないのなら、困っている親を食い物にした金儲けの会社に過ぎないと思います。
同様の被害がこれ以上起きないことを切に切に祈ります。