専門医資格維持のため出席しなくてはならない学会の総会。
いろんな都市(主幹の大学が毎回違うため)で開かれます。
私の場合、東京や横浜や幕張なら良いのですが、毎回自分にとって都合の良い場所とは限らないのです。
地方都市であるとき、交通費と時間をかけて行くのが旅行のようで、楽しみでもある一方、結構な負担でした。
(子どもがいないときは楽しい面も多くありましたが、娘が産まれてから、特に1〜2歳の娘を伴っての学会出張は大変でした。)
それが今回は、コロナ禍のおかげでオンライン開催となりました!
オンライン学会はすごく便利
私が今回参加したオンライン学会は基本一方向型で、質問があればテキストで送って、発表者が時間のある時にテキストで返答を送り返すスタイルでした。
そのやり取りも公開されます。
メリットは、聴きたい発表は繰り返し聞ける、好きな時間に聞ける、という点です。
さらに移動する手間や時間も全くもかからない。
今後も学会はオンライン開催で十分と思ってしまいました。
今回はリアル学会の予定で会場を抑えていた、という都合もあってか、学会参加料がいつものリアル学会と同様の1万数千円でした。
が、今後オンラインならもっと安く設定できそうです。
移動するからこそ生まれる経済的効果
しかしGo to トラベル キャンペーンと同じで、移動してその地方にお金を落とす、ということも必要なのかなと思います。
↓今日から始まるGo to キャンペーンの経済的必要性についてはちきりんさんのこちらの考察が興味深いです。
結局は都市部でお金を使うか、地方でお金を使うか、なのですね。
一つの学会が地方都市であるだけで、3日間の開催期間であればのべ万単位での人の流入になりますから、ホテルやタクシー業はかなり潤うと聞きます。
オンラインの楽さや十分実用性に適っていることを知ってしまった今、after コロナの時代がきても、元の地方都市周遊型学会には戻りたくないです。
人と人がリアルで合って親交を深めることはある程度意味があったとおもいますが、「学会」という本来の目的のためには地方で集合は非効率だったと思います。
こういうこと、他の業界の出張でも同じように思っている人多いのでは?