本当に時々ですが、子連れ出勤していました。小学生になった今もしています。
驚かれるかもしれませんけど、同じ職業の方(男女問わず)はわりと子供を職場の医局(個人デスクがあって休憩もできる、秘書さんもいる)に連れてきて待たせておく方がいるので、私だけ特別という感じではありません。これは今の勤務先だけに限らず、どこの施設でもありました。中には夏休みの間、ほぼ連日小学生を連れてきている方もいました。
私の場合、シチュエーションとしては土曜日半日の出勤で、娘の面倒を見てくれる人がいないとき。半日だし、保育園に預けるのも面倒で。今は小学生なので保育園はなくなりましたが、突発的すぎる出勤でファミサポさんや義理母にお願いするのも難しいときにです。
もしくは、自分の勤務先病院に娘が受診して、自宅で安静にする必要は特にないとき(熱じゃなくて怪我とか)。保育園に連れていくために往復するのも時間が勿体ないんです。
娘が職場に来た時の過ごし方
休憩室のようなところに娘を置かせてもらってます。娘も慣れたもので、塗り絵したり、折り紙したり、Amazon prime videoをみたり。いろんなスタッフからちゃっかりお菓子をもらったり。昼食時には職員食堂に行って、働く大人と同じものを食べるのも楽しみな様子です。
娘にとっては、母親の職場に行くことは一種のレジャーの位置づけのよう。誘ったら嫌がることはないです。半年程度つれて行かなかったら「そろそろ行きたい」と言いだします。
でも毎日子連れ出勤は難しいと思います。
私の場合はスペースが確保されています。かつ周囲の方も友好的に眺めて下さいますし構ってもらえます。という好条件ですが、子どもが職場にいるのは結構気を遣ってしまい生産性は落ちます。自分比で30%くらい落ちます。
保育園不足の解消案として、子どもを仕事スペースにつれて行って、面倒見ながら仕事もする、ということが言われていますが「無理でしょ!」と思います。子どもは親がいたら構ってほしいのが当たり前で、それを制しながら仕事は難しいです。
大人しくさせるには、延々と動画などを見せればある程度静かになると思います。が、それって不健全ですよね。大人やお友達と関わったり、一緒に作業したり、お外で体を動かしたりするのが健全な姿ですから。
やっぱりきちんと保育園で預かってもらって保育士さんにみてもらうのが、子どもにとっても働く親にとっても最良だと思います。どうしてもつれて行かざるを得ない状況以外、恒常的な子連れ出勤は全くもって無理だと思います。