4月からの認可保育園への入所の可否結果が各自治体で出ているころだと思います。
職場でも「入れた」「入れなかった」の報告が続々と。
4月からの復帰を予定しているワーママにとっては死活問題ですものね。
私は該当者だった時からもう何年も経っているのにこの時期になるとヤキモキします。
元々住んでいたエリアの激戦っぷり
以前住んでいたエリアは、私が出産したころは大型マンションは少なく、今のような人気エリアではありませんでした。
早生まれの娘が生後7か月になった時、年度中ずっと空いていた認可保育園に入れました。
駅からとても遠いので不人気だったところです。マンションからほど近い人気園には3年以上は入れませんでした。
つまり当時は4月以外の入所が可能だったくらい、保活はゆる目でした。
それが今や人気エリアとなり大型マンションが増え、0歳児で空いている園はないし、1000人以上が待機していると保育園時代のママ友から聞きました。
保育園に入りやすい穴場の区だったのに5,6年で一気に状況が変わる恐ろしさを感じています。
公立学童が満杯の問題も
保育園だけではなく、元住んでいたエリアでは公立学童が満杯なこともここ数年問題になっています。
定員を超えて受け入れせざるを得ず、指導員さんも足りておらず、子ども達はケンカやトラブルが絶えないとママ友は嘆いていました。
新しいマンションが煌びやかに立ち並んだ人気のエリアというのは、売り手は盛んに「商業施設も多く子育てしやすい」と謳います。
そしてマンションのすぐ近くには○○保育園、△△小、□□児童館があると宣伝しますが、保育園と児童館は近くにあっても優先的に入れるものではない。
近くの園や学童を尻目に、遠い保育園や遠い児童館学童に行かねばならない現実を、新婚カップルには十分知って欲しいです。
同じマンションの先輩ママのお子さんは問題なく入れていたのに、自分の子の番になったら入れない!ってことが本当にあるんですよ~(そんな苦い体験をしたのは私!)
自治体が自ら解消する意志が見えず、むしろ認証保育園、民間学童へ流れるのを期待しているような向きすら感じられます。
自治体がもっと計画的に大型マンション建設をコントロールできなかったのか、そして人口増に見合うように保育園や公立学童を増やせなかったのか。
元々は住みやすかった大好きなエリアだったので、とても残念です。