3月にヤマハのグレードテスト10級を受けました。
「幼児科2年目の終盤に10級を受けねばならない」ということ、認識したのは12月くらいでした。もっと早くから先生がアナウンスされていたのかもしれませんが、私の頭に入ってませんでした。そのため「え?」と動揺しました。任意なの?半強制なの?と。でもどうやらヤマハで習っている以上グレードテストはお約束のようで「折角の機会だし」と流れに乗って受けることにしました。
2月くらいから普段のレッスン中にもグレードテストを意識した声かけが増えました。そして自宅でも苦手部分を補強せねばという気持ちになりました。
娘のウイークポイントは、1.譜読、2.聴音、3.カデンツ理解力でした。
1.譜読 の対策
譜読はト音記号なら大丈夫ですが、ヘ音記号がダメで。ファとその前後しか分からない状態でした。ドの位置を覚えてもらい、あとは譜読をやるアプリでゲーム感覚で演習してもらいました。
アプリは無料のこちらを使いました。(有料版もあり、そちらでは広告が消せるようです。)
Rush!Music – 譜読みの練習 音符をマスター
RY.Applicationsposted withアプリーチ
ト音記号、ヘ音記号の入れ替えや早さの設定もできて使いやすかったですし、どんどん上達しました。子どもがスマホアプリを使うことに抵抗がなければ、おすすめです!
2.聴音、3.カデンツ理解 への対策
聴音とカデンツ理解は、論理より耳から慣れてもらうしかないです。自宅でピアノに触れる時間が少ないのが良くなかったと反省。また和音を習ったら、自宅でもっとこまめに復習させるべきだったな・・・と反省。
そんなわけで、テスト前には自宅で少しずつ和音当てをしましたけど最後までおぼつかない感じ。レッスンで見ていると得意なお子さんはいつも正解していて凄いなと。私は当てられないもの多いです。カデンツは私自身は子供の頃のピアノレッスンで習ったことはなく苦手なんです。一方の夫はコードがバッチリ頭に入っているので得意。ここでも夫婦間の受けた音楽教育の違いとその成果の違いが明白だなぁと思いました。
さてついにグレードテスト本番です。
会場に向かうときに娘は「ドキドキする、やだ~」など言っていました。「テストは10分だけ、練習したから大丈夫」と励ましました。テストは付き添いの親も中に入るよう促されたので入りました。いつものレッスンの先生プラス他の先生の2名が担当されました。
- 歌唱(元気OK )…少し音外れがありましたが、大きな声で歌えてました。
- 聴音(和音、小曲)…和音はやはり分からず、何度も弾いてもらってどうにかクリア。小曲も少し間違えてしまいましたが、やり直ししてもらいクリアしました。
- 演奏(落ち葉、マリオネットのダンス)…きちんと弾けてました。
- 譜読(ト音とヘ音)…きちんと読めてました。
- 伴奏アレンジ演奏(はと)…きちんとできました。
- 最後に先生からの講評…よかった点のみとても優しく誉めて頂きました。
娘はえっもう終わり?とかなり驚いてました。全部で7~8分でした。
とりあえず無事終了してよかったです!2年前に幼児科をスタートしたときを思えば、よく成長したと思います。
娘の場合、この1ヵ月で譜読はどうにかなったけど、聴音に関しては成果がいまいちでした。今後も聴音・カデンツは気を付けて取り組まないと!と思うのですが、私が両方苦手なのでコツの伝授ができません。レッスンで耳を鍛えて早く母を超えて欲しい(いや耳に関してはもう超えてるかも?)…という私の他力本願な気持ちが見え隠れしてます。
発表会もグレードテストも終わって、なんだか一区切り感が出てますが、幼児科2年目のレッスンはあと3回残っています。ヤマハ幼児科は3月末ではなく4月末が修了の区切りなのです。(進級進学の3月と時期をずらしてくれているのは私にとっては非常に有難いです。)
あと3回頑張って気持ちよく幼児科を修了し、ジュニア科に行きたいです。
コメント
[…] […]