我が家はコネなしお受験でしたが、「コネありお受験」の方も周りにはいらっしゃいました。
「コネあり」と言っても、ご両親のいずれかがその小学校(or幼稚園)出身とか、兄弟がすでに在籍中くらいが「コネ」だと思います。
ご両親いずれかがその附属中学~高校、大学出身というのは全く「コネ」には入らないようです。
伝統校の場合はその小学校出身の親同士の戦いは激しいです。娘のお教室にもいらっしゃいました。生まれる前から母校へ、という使命があるお子さんとその親御さん。
ご自身の同級生(母親・父親)のご子息の合否を本当によく把握されていて、ちょっぴり怖かったです。が、お受験とはゆかりのない私にたくさんこの世界のことを教えてくださいました。
やはり小さいころからご自身がそういう環境に身を置いている方は、心構えや知識量が違いました。
またご出身ではないけれど、社会的な繋がりから学校幹部の方に直接事前ご挨拶に行けるような「コネ」をお持ちの方もいますよね。
このようなパターンの方も娘のお教室のクラスにいらっしゃいました。「○○へご挨拶に伺ったので、そこで合格をいただいたら他は全てお断りしなくてはならない」と仰っていました。そして実際、人気難関校の○○に合格されていました。
ただそういった「コネ」があっても、人気難関校は本人の実力がある程度ないと厳しいです。
折しも都内某人気附属小学校への試験前寄付金の事件が報じられていましたが、それくらいでは確約は難しいと思います。
他のご家庭よりも1桁、2桁違う寄付金を払うことができたらまた別と思いますが。
周りをみていると「コネ」がある方もそれに甘んじずに人一倍努力されていました。先に挙げたお子様もとてもよくお出来になってました。