反響が大きかったようですね。
地方からの女性流出、NHKクローズアップ現代
NHKクローズアップ現代で6/17に放送されたテーマ「地方からの女性流出」。
残念ながら番組自体は視聴できなかったのですが、NHKサイトで要約したページを見つけました↓
内容は良く理解できます。
なぜなら私も地方から都会へと逃げて来た女性だから。
男尊女卑と勘違いお爺さん達
地方というか田舎で嫌だったことは、男尊女卑であること。
特にお爺さんたち、なぜこんなに威張ることができるのか?というくらい偉そうです。
うちの老父もそういう思考にどっぷりはまっており、もう色々とあり得ないような勘違いっぷりですよ。
しかし東京では何気なく犬の散歩中に会うようなお爺さん達、会話中の言葉の選びにもすごく配慮があります。
私が一番驚いたのは、私の夫のことをさりげなく「お家の方」と言ってきたお爺さん。
あえて「ご主人」や「旦那様」とは言わずに、いろんな関係性を包括する「お家の方」というワードをパッと出せることにとても驚きました。
何気ない言葉一つに、思考が凝集されてます。
言葉一つに傷つけられないことがどれほど重要か(むしろ何気ない女性を貶める言葉にどれだけ傷つけられてきたか)、長年ふんぞり返っている地方の男性には決して分からないことだと思います。
女性はその家のインフラなのか
地方にいると、女性という存在は、男性が快適に生活するためのインフラみたいに扱われがちです。
家事をするのは女性、子供を産み育てるのも女性、お年寄りの介護が必要になってもフォローするのは女性。
一方で男の人は何をしているのか・・・
もちろんある程度協力的な男性もいますけれど、でも主流は「家のことは何もしなくてOK」「外で仕事しておけば威張れる」という男性の姿。
そしてそれを良しとして何十年も地方に住み続けて、価値観を決して変えないお爺さんたち。
そういう窮屈な環境から、若い女性が逃げ出すのは至極当然だと思うのです。
都合よく、地方で結婚、出産してなおかつ働いて欲しい(最下層で)と言われても、誰も見向きしないわけです。
都会の方が女性にとっては快適
都会で暮らして、地方よりもずっと快適だと思います。
それは地方よりもずっと、女性が尊重されていると感じるから。
田舎のように女性はただのケア要因で、男性のサポートを黙ってしとけばよい、意見するな、という風潮が都会は弱いんですよね。(全くないわけではない。)
結婚する・しない、子供をもつ・持たない、仕事を続ける・続けない、いろんなパターンの女性が都会にはいるおかげで、田舎で標準とされる以外の道を選んでも都会なら奇異な目で見られない。
そういう自由さがあり、押し付けてこない社会があることが都会の魅力なんだと思います。