中学受験塾でも新型コロナ陽性者が出たというお知らせ↓
今や市中に蔓延していますし、塾で出ても大きな驚きはありませんが、心配ですね。
特に夏期講習は連日の様に受けるもので、6年生となれば時間も長い。
教室は狭く、スペースも限られるので3密の回避は難しいと感じます。
しかし見方を変えると、四谷大塚は教室名も、出席した日にちもHP上で明らかにしていて、素晴らしい姿勢だと思いました。
今年度の入試が心配
入試本番となる冬は、元々インフルエンザをはじめとした風邪の多い時期で、学級閉鎖もよくおきます。
そこに新型コロナも加わると・・・ますます大変なことになりそうです。
中学〜大学入試がスケジュール通りに行えるか、またソーシャルディスタンスが保たれるのか、欠席者に対する救済措置があるのか心配です。
マンモス受験校 栄東の新しい入試形式が発表されています
埼玉県の栄東(中高一貫校)は、東京からも前哨戦として多数の受験者を集めており、のべ1万人が受験する学校です。
コロナを受けて、次の冬の中学入試の対策案が発表されていました。
- 試験日分散(受験生が選べる)、
- 1教室に入る人数を6割未満(25人)に抑える、
- アクリルパネルや試験官のフェイスシールド着用、
- 自家用車来校可(田舎なので駐車場として開放できる土地あり)
↓詳しくはこちら。
元々先進的な学校なので、対策を他校より先んじて出しているのはさすがです。
試験の日時分散、1教室の人数を減らすというのは、他校でもある程度導入されるかもしれません。
小学校受験で起きている異変
運動考査が難しいことで知られる暁星小(男子校)が、今年は運動考査なし!という発表があり衝撃が走りました。
暁星のための専用の体操教室もあり、これからの時期が商売上の本番でもあったので、教室にとっては突然仕事を奪われた形です。
まだ詳細発表されていない他の学校でも、行動観察や運動考査が縮小されるのでは?とか、
今までよりもずっとコネ(親が卒業生や兄弟在籍を含む)優位になるのでは?
という噂はずっと流れています。
3000人以上の受験者を集めている都内国立附属小では、今年は1次抽選の当選率をより厳しくするかもしれません。
そうやって2次(子ども来校による考査)に来る人数を絞るしか、密を避ける方法がないと個人的には感じます。
本当に今年度は想定外のことが多くて、受験生も保護者も大変な年です。