サピ6年後期の保護者会のメモです。総括編①↓の続きとなります。
合判SOと学校別SOについて
9月から本格化するSOについて以下のような注意がありました。
◆合格力判定SO
・SSとセットの、難関校入試としては標準レベルの問題であり、実際の合格可能性が見えてくるテストである。
・全4回の平均値が大切→受験校選択や合格可能性の判断材料として有用
・分野による穴を見つけ出すことができる
◆学校別SO
・自分の志望校が学校別になければ受ける必要はない。
・学校別SOは母集団に信頼性がある
・2回平均値は、実際の合格を占う上でとても重要。(1回しかない学校は揺れ幅大きくなる。)
・塾的には合格確率50%がボーダーラインと考え、このままこの学校の受験に進んでOKと判断する。
またSO結果の利用法については以下のように言われました。
◆SOにおける合格可能性の見方
・1回のSOの偏差値だけを見るのではなく、必ず複数回の平均値で見る。(良いときor悪い時、どちらか一方の値に振り回されない。)
・科目ごとのバランスに偏りがないかをチェックする
・過去問演習の点数よりもSOの結果の方が合格可能性を知るには有用
・マイページにある「入試結果情報(2024)」でSO結果と実際の入試結果が学校ごとに見れるようになっているので参考にするように
◆受験スケジュールの組み立て方
・基本的にはSOの平均値から受ける学校を考える
・2/3までのに必ず抑え校の合格を持っておくように
→それなしで2/4,2/5受験を迎えるのは子も親もかなり精神的に厳しい
・受験校には偏差値レベルに差をつけておく(例えばSO平均値が55だからといって、55レベルの学校ばかり受けていると全く安全校がないことになり危険)
・体調不良で受けられない可能性も想定すべき→急遽出願もありうるので下調べだけは秋のうちに済ませておく
・併願パターンについては、マイページの「入試結果情報」に昨年の実際のパターンが載っているので参考にするとよい。
SOなどのテスト直しについて
秋は月に2回はテストがあるのが当たり前と非常に多いので、テスト直しについても言及がありました。
◆テスト直し
・解きっぱなしでは意味がないので、できるだけその日のうちに直しをする
・しかし直しばかりしても他の学習ができなくなるので、直しに充てる時間を限るべき
・時間配分、問題を解く順番がうまくいったかを確認する
・ミスした内容や理由を考え、さらに点を取るにはどうすべきだったかも考える
・出題された内容で弱点(穴)となる分野がなかったか確認し、あれば早めに補強する