コロナが始まって以来、ずっと動画配信のみとなっているSAPIX保護者会。
4年生後期の保護者会も動画配信だったので視聴しました。
以下印象に残ったところの個人的メモです。
総括
校舎長の先生から「生徒間トラブル、暴力」のお話が、かなりの分数を割いてありました。
何かあったのですね…。
娘に聞いても「分からない」とのことだったので、他クラスや男子なのかな。
「残念ながら、内容によっては退塾になります」とのことでした。
他には「4年生の成績は、6年生での成績を決定づけるものではない!」というお話がありました。
算数
塾カリキュラムとしては、4年生後期で中学受験に必要な四則演算は全て完成させているから、きちんとできているのか確認を。
正確性+スピードが大事で、計算の工夫を忘れずに。
計算はどこをミスしがちなのか、自身の傾向をつかむこと。
解き直しは時間がなければ解法を口で説明させるのがよい。(なんとなくやり方を憶えて、何の意味か分からないまま機械的に÷2などしてないか)
図、線分図を自分で書くことができるか。
国語
「国語の要」読解テキストが、解説も充実しているからぜひ過程でやっておいてください。
4年後期からは、授業で取り上げる話の内容が深くなって、話自体の難度が上がっていく。
理科
授業前にやるデイリーチェックは合格点80点で、左側は全部正解する必要がある。
毎回の季節の図鑑の部分は、理科特別動画と合わせて学習して欲しい。
季節の図鑑の内容は4年生のうちに覚える。5年の時に覚えるべきことを減らすためにも4年のうちに覚える。
ポイントチェックは「確認しよう」を見ながら解いてOK
デイリーステップは毎日1ページずつやってほしい
確認問題は、クラスごとに授業中指定された部分だけでOK
社会
とくかくサピで配ったアトラスを見てください!2022年全面改定した力作です。
用語は必ず漢字で書く、テキストに書いてある通りの漢字で。
食料管理制度など難しい内容にも取り組んでいる。
丸付けを自分でして、模範解答と自分の誤答との違い(特に記述問)に向き合えるようになってほしい。
「日本のすがた2022」の本はおすすめではあるが、社会の得意なお子さん向けであって、4年生全員には推奨はしない。
サピの歴史は5年生9月から、それまではみっちりと地理をやる。
地理の知識がないまま歴史をやっても理解が追い付かず、歴史が難しくなってしまうから。
全体の感想
算数に関して
四則計算が4年後期で完成しているのは、ビックリでしたが、言われてみればそうだなと。
花子はそろばん(ソロタッチ)だけで公文算数はしなかったので、ソロバンにはない「分数・小数」分野は不安だったのです。
↓そういえば時間のある3年生の時に、評判の良い日能研のこちらをやってました。スモールステップで良い問題集でした。
結果、分数・小数はなんとかなっている気がします。
理科に関して
「季節の図鑑」って覚えないといけないのですねぇ。溜息。
難しいです。学校によってはここまで必要ではないと思うのですけど。
社会に関して
以前合格報告会でも社会の先生が「小学生であることに安住しない姿勢」とおっしゃっていて、かなり驚いたのですが。
今回の社会の先生も、社会問題に関して関心をもって、できれば中高生レベルくらいの視野を持たせたいという思いが伝わってきました。
サピ社会のおかげで、花子はNHKニュースやこども新聞を積極的に見るようになったのはとても良かったと思います。
全体を通して
4年生最初の保護者会では「こんなハイペースで量も多いしついていけるの?」と思っていましたが、だんだん慣れてきたなと感じます。
全てを高い精度で仕上げることはできてないけれど、なんとなくペースにのってこれたような気がします。