SAPIX夏期講習の社会といえば、「地理のデータバンク(統計)」がとても重要みたいですね。
データバンクは社会の最初の4回でやる
夏期講習社会の中で、データバンクを扱うのは最初の4回。
そして次の社会の回で、前回のデータバンクの内容の小テストが行われます。
データバンクの内容は、地理の最新統計からの抜粋。
入試で問われやすいものをまとめたB4用紙(黄色)が配られ、B4で2面か3面です。
夏期講習前の保護者会では「農作物ランキングと、貿易ランキングが特に苦戦しやすい」とのお話でした。
そしてこのデータバンク、冬の直前期まで繰り返し見る必要があるとのこと。
どうやって覚える?我が家はデジタル化「暗記マーカー」で対策
このB4のデータバンク、紙のまま利用するのもありだとは思いますが、繰り返すことを考えるとデジタル化が良いかなと思います。
我が家はiPad(ペンシル要)で使える「暗記マーカー」というアプリに落とし込んで覚えてもらうことにしました↓
簡単に言うと、暗記ペン+赤チェックシートをデジタル化したものです。
手順①<親>B4の紙をスキャンしPDFにし「暗記マーカー」アプリに入れる
手順②<親>「暗記マーカー」で必要な箇所を暗記ペンでラインを引く
(上の写真の右下のペンツールを使います。
ライン引きは地味に面倒ですが、紙で暗記ペンを引くのと同等の作業です。幅や長さなどの修正は随時できますのでその分は楽なはず)
手順③<子>ラインで語句が隠れている状態で覚えているか、チェック(学習)し正○誤×を入れる
手順④<子>正答率毎に色分けされるので、2回目以降は色を見て不十分な箇所だけチェック(学習)
このアプリ、扱いがとても簡単です。我が家は1学期の土特の理社「知識の総完成」もこのアプリで作っていました。
正答率に色分けされ、各ページで正答率毎の円グラフも見ることができます。
何回やるか?口頭確認も必要
実は1回目のデータバンクの小テスト、ボロボロでした。(でもクラスでとりわけ低かったわけではないらしいので、みんな苦戦している模様)
聞けば、娘は上記「暗記マーカー」を2回ほどやって「だいたい分かった」という気になって小テスト受けたそうです。
いやいや、もともと地理好きでもないのにたった2回では無理でしょ・・・
そのため2回目のデータバンク小テストからは、「間違ったものは最低4回はやる+私が口頭で問う」 形にしました。
その対策のおかげで小テストでも8割くらいは正答できるようになりました。
子どもは意外なまでに完成度が低いままでも「やった」気になっているので、適時確認は必要だと反省です。
そして、関連付けずに単発で覚えようとするので、理屈や覚え方のコツも大人目線で伝えることも大事だと思いました。
もともと好きな子は苦労しないはず
地理のデータ好きなお子さんは、きっとこのデータバンクも苦労しないと思います。
実際お友達の上のお子さんは「日本のすがた」が大好きで日常的によく読んでおり、データバンクは苦労せずほぼ満点だったと言っていました。
↓「日本のすがた」好きな子は好きかも?
うちの子はそういうタイプではないので、この夏期講習のデータバンクで頑張ってもらうしかないです。