夏期講習前保護者会のメモ、総括部分の続き(その2)です。
↓ちなみに「総括メモ、その1」はこちら
9月からのSS特訓と後期土特について
◆9/8から日曜日にSS特訓が始まる。
午前…志望校別対策講座(クラスはカキシと同じになる)
午後…単科2つを選択する
◆後期の土特
SSと同じコースとなる、授業点によって席移動あり。
内容もSS連動した志望校対策になってくる。
9月からはサピに通うのが週4日となり、本当にサピ漬けな日々になりますね。
先生からも家庭学習よりもサピで過ごす時間のほうが長くなるので、サピ授業にできるだけ集中するのが重要とのこと。
SS単科講座の取り方について
SS講座をサピの骨頂と評価する方もいるようですね。
月謝とは別のオプショナルな存在で、他塾生からも受講があるため綺麗な案内冊子が配布されました。
SS単科講座の2科目選択の申し込みは、7月上旬に一旦締め切る。
9月前は変更は不可能ではないが、9月にSSが始まってからの変更不可なので、本人の意思もよく確認して選択を。
前期個人面談でもSS選択のアドバイスを行ったが、さらに迷っている方は早めに相談して下さい。
◆算数
#「思考力」のクラスは筑駒、開成、灘を受ける方が対象。女子だと算数が得意な桜蔭志望の人は受けても良いがここまでは必要ないだろう。それ以外の人は時間の無駄になるため、希望されてもお断りする。
#「解法力」のクラスは上記以外の志望校対象なためほとんどの人はこちらになる。基礎~応用問題、一部発展的問題もやる。
◆国語
#「記述力」クラスは、筑駒・開成、桜蔭志望者を対象とする。麻布、武蔵、芝、駒東、雙葉、学習院女子もありだが、他に優先すべきSS講座ある際は不要と判断。
#「読解力」クラスは上記以外のほとんどの方が対象。入試問題に幅広く慣れてもらう。
◆理科・社会
理科も社会もSS単科講座は1つずつしか存在しない。
どちらも必要な知識を幅広くもう一度おさらいしていくような内容。
特定の分野だけ苦手だからそこを集中的に習いたいというニーズには対応していない。そのような場合は自分でやる方が効率的で時間の無駄にならないだろう。
SS単科の組み合わせは「国語+算数」となることが多いとのことでした。
過去問について
過去問は9月から家庭で行ってもらう。
夏休み前といった早い時期にやる必要はなく、まだ一定レベルに達していない今の状態で解いてしまうのはむしろマイナスの影響の方が大きい。
子供がやりたがるかもしれないが、今はまだやらせなくてOKです、という注意がありました。
◆やる日程について
9月~冬期講習開始まで約16週間あるので、その16週内で計画を立てて行う。
週に1校(1回)ペースでやる。
毎週土曜の午前中、プラスして模試のない祝日でやる。
12月中に終わらせ1月は新規ではやらない(できないとパニックになるから)。
1月に解き直しはOK。
◆記述について
採点が難しい記述の学校(開成など)は先生が採点するため、提出する必要がある。冬期講習前まで受け付けるが、以降は見てあげることができない。
◆心構え
過去問はやりっぱなしにするのではなく、間違え直しや問題分析を必ずやること。
集中できる環境でやらなければ意味がない。貴重な過去問が無駄になる。
1科目の時間内では立ち歩いたり休憩したりすることはないように。
◆やる分量について
実質的な第一志望は5年分全てやる。
第二志望は2~3年分やる。
第三志望は1年分+α
社会(地理や時事問題)はデータが古くなるため3年以内でOK。
やる順番は、2年前→3~5年前→最新年度
◆解答、採点について
模範解答を子供が勝手に見て覚えてしまい点数が高く出ることがよく起こるので、答えは大人が別に管理!
採点は本人・親どちらでもよいが、自分に甘いタイプのお子さんは親が全部やるべき。
9月からのサピックスオープン(SO)について
◆合格力判定SO
4回あるが、これはSSの一環として日曜日のいつもの時間内にある。
この4回の平均偏差値が、志望校合格を占う点で信頼のおける指標となる。
1~2月の受験校が適正かどうかの判断材料となる。
◆学校別SO
最難関~難関校については学校別SOの対象校となっており、こちらは申し込み制。
自分の目指す学校がこの対象校ではない場合は、無理して受ける必要は全くない。
◆セットについて
一部の志望校については、学校別SOが合格力判定SOと同日開催となる。その際は午前・午後と通してテストになるため「セット」という扱いでの申し込みになる。
◆会場選択
SOは実際の私立中学校を使わせてもらえる場合もあるため、志望校と重なっているときはそこを選ぶと良い。ただし人気集中のため、抽選となる。
サピ生の抽選が一般生の申し込みよりも早い時期にあるため、忘れずに申し込みを。申し込みすべき時期は2回ある。
感想、総括だけでもお腹いっぱい
総括のメモをまとめただけで、その1,その2とかなりの分量となりました。
もうこれだけ読むだけでもお腹いっぱいですよね・・・。
加えて各科目別のお話もあったので、気力があるときに記事としてあげたいと思います。
(保護者会のメモは自分自身の備忘録も兼ねており、実際あとから不明点を確認するときに記事を見返して役立ててます。)