自衛隊看護師の派遣という切り札
新型コロナウィルス感染が拡がり、医療体制も崩壊しつつある大阪府と北海道旭川市に、自衛隊看護師派遣のニュース
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「最後の手段」の自衛隊 頼らざるを得ない医療の逼迫(朝日新聞デジタル) - Yaho...
新型コロナウイルスの感染拡大地域で、医療現場の人手不足が深刻になり、政府は北海道旭川市と大阪府に、自衛隊所属の看護師を派遣する方向だ。各地の自衛隊病院でコロナ患者を受け入れている実態もあり、「無尽
記事で「最後の手段」と書いてますが、本当にそう。
大阪府などコロナ病床を増やすというものの、看護師不足をどう対処するか以前から気になっていたのですか、自衛隊という最後の切り札を使うとは。
大阪府、旭川市のみの派遣で済み、うまくコントロールできればいいのです。
しかし他の自治体も次々要請する可能性もある、という事態も十分想定できます。
自衛隊看護師の数にも限りがありますし(1000人程度、普段は自衛隊病院に勤務、自衛隊病院もコロナ患者を受け入れています)、全員が人工呼吸器ケアなどができるわけでもない。
また知らない体制で一から働くのは、同じ職種といえ大変なことで、現場は混乱します。ローカルルールは病院、もっと言えば病棟でまちまちで、残念ながら一時的に看護の質は落ちてしまうと思います。
病床数を増やせば良いと政治家は考えているようですが、患者数を増やさないのが一番だと思います。
インフルエンザは抑圧できても新型コロナは難しい
多くの人がマスクをし、手指消毒にも気をつけている2020年。
日本での2020年インフルエンザの罹患数は過去5年平均と比べて、大幅に減り1%程度という驚異的な数字になっています。
つまりインフルエンザなら【既に罹ったことがある人も多く予防接種もあるウイルス】なら、今くらいの対策(経済活動も大きく制限しない)でも十分防げる。
それに比べて新型コロナは、今程度の気をつけ方では十分防げないくらいの感染力がある。
やはり大変面倒なウィルスです。