日本でのCOVID-19の流行(おそらく第一波)は減速してきているのは明らかで、緊急事態宣言も多くの都道府県では解除される見通しです。
そういう風潮を受けて都内でもGW明けから通勤客が一気に人出が増えていますね。
抗体検査も話題になっていますが、
果たしでこの2~5月にかけて日本人の何%が、不顕性感染も含め暴露していたのか?
麻疹などのように1度罹れば(あるいはワクチンをきちんと打てば)終生免疫が付くタイプのウイルスなのか、それともインフルエンザのように変異があって一人の人間が何度も罹患するものなのか?
まだまだ不明なことが多く、また日本を始め世界で流行の第2波、第3波が来ることを想定しておかねばなりません。
↓この件について香港大学医学医長へのインタビュー記事が分かりやすいです。
日本も経済を考えると「緩和」、感染者数が増え医療面を考慮すれば「自粛」とバランスを取っていくしかなさそうです。
コロナで生活様式や社会は変わるのか?
大多数で集まるようなイベント、興業は、コロナの全貌が分かりワクチンなどの対策が整うまでは(おそらく2年くらい)厳しいと思います。
飲食店は、パーテッションや換気設備の拡充し、衛生対策を十分していることをアピールできるお店では、テイクアウト以外でも客足が戻ってくるのと思います。
が再び感染者数が増え「自粛」を要請されることが数か月後にまた起こることが予想されるので、商売としては不安定かなと思います。
オフィスワークについては、リモートや在宅勤務の利用が加速しそうですが、多くの業界では新規に正社員の雇用は難しいでしょう(就活生の苦境)。今まで以上に派遣社員やパートタイマーなどへの依存が増えそうです。
対人系サービス(例えば医療とか、理容とか教育・保育)については、「自粛」を要請されることも今後あると思いますが、今の段階ではAIなどロボットでは代替はできていません。
そのため需要は続き、利用者はそれほど減らないと感じます。
ただ多くの現場では危険手当も何もなく感染リスクに晒されるので、特に介護士や保育士などは人材不足に歯止めが効かなくなるかも。
職住近接に拘らなくてもよくなるのか。
リモートワークが増えれば、会社に出向く回数はぐっと減る、だから今のトレンドである「駅近」というニーズが減り、広くて緑もある「郊外トレンド」が来ると予想される方もいますが。
個人的にはリモートワーク可能なのは、一部のホワイトな大企業とか、対人サービスが重視されない職種に限られると感じます。
少なくともGW明けでまだ「自粛」が要請されているのに通勤客が増えた都心ターミナル駅を見ていると、残念ながら通勤しなくても大丈夫な人が今後も増えるようには見えません。
そして子供の教育環境や子供の通学の便も加味すると、「郊外」トレンドはそこまで流行らないのでは、と感じています。