2月28日で首都圏を除く6都府県で緊急事態宣言が解除されます
今緊急事態宣言がだされているのは10都府県です。
そのうち大阪、兵庫、京都の関西3府県と、愛知県、岐阜県、福岡県の合わせて6つの府県で、28日をもって解除されます。
経済面を考えると早めの解除が望ましいのですが、人の動きが活発になると再度新型コロナの流行が加速するので、バランスをとるのは難しいですね。
首都圏では3月7日に解除となるのか?
そして緊急事態宣言が継続されるのは、東京都と神奈川・千葉・埼玉の1都3県。
東京都では新規陽性確認者数が400人を下回る日が連続9日続いていますが、思ったよりはどんどん減ることはなく「下げ止まり」感があります。
高齢者施設での集団感染は、以前のような大ニュースで報じられることはないけれど、まだまだ続いています。
良い意味でも悪い意味でも、みんな新型コロナ感染症という言葉に「慣れた」というか・・・「疲れた」の方が正しいかもしれませんね。
医療機関で働く一個人としては、緊急事態宣言は継続された方がありがたいです。
せめて飲食店の営業終了時間については21時とか22時とか早めの時間で制限してほしいです。
結局主な感染源ってお酒を伴う会食での飛沫ですから。
1年前は全国一斉休校真っ只中
ちょうど1年前は全国一斉休校が宣言され、3/2から休校がスタートしたのでした。
娘の学校はそれよりも早い段階で休校していたので、去年の今頃は「急な長期休校、どうする?!!」と慌てていた時期でした。
しかし子供のせいで新型コロナウイルス感染が爆発することはなかったし、子供が重症化することも極めてまれだった。
そんなわけで1年たった今だから思うことは「休校はあまり意味がなかった」ということ。
もちろん1年前は、ウイルスの性質や感染拡大の様式が十分分かっていなかったため、予防できる手段をすべて講じる → だから念のため休校 という図式だったわけで、「やむを得ない判断」だったとは思います。
だから休校とした判断自体を非難する気持ちにはなれません。
でも今となって思うのは、すごい非常事態に巻き込まれ、歴史的な一幕を体験したのだな、ということ。
休校終了時期は地域によっても異なりましたが長いところは3か月でした。
娘の学校は3か月は丸々休みで、6月から学校再開したけれど週1分散登校 → 週2~3分散登校という形での6,7月でした。
こう振り返ると、信じられないくらい異常なことでした。
変異ウイルスがどこまで感染力が強くなるのか、また重症化率も変わってくるのか分かりませんが、まだまだ注視したいと思います。