上のアイキャッチ画像は、今年2月の緊急事態宣言中のお台場です。
仕事でお台場まで行ったのですが、20時になると同時に五輪のライトがバチっと消されて驚きました。
20時で飲食店閉店というルールでしたから、五輪のライトアップも20時で消されるって仕掛け。
また来週からもこの五輪マークは20時消灯になるんですかね。
東京は4回目の緊急事態宣言へ
来週7/12(月)~8/22(日)までが東京の緊急事態宣言期間になるそうです。
今回は感染状況や重症者数から顧みるに、いつになく早い判断だったと思います。
そして東京オリンピックの期間がまるまる緊急事態宣言期間に入ることになりましたね。
東京オリンピックは、都内全会場で無観客決定
そして、オリンピック都内会場では観客を入れないことが決まりました。
つい先日まで50%制限だ、酒はOKだ、いやダメだ、など揉めていましたが、そこから一転。
開会式まで2週間ちょっとの土壇場で「無観客」という、まさに急転直下です。
都内病院に勤める私にとっては、無観客は喜ばしいことです。
五輪会場やその周辺で発生しうるクラスター&患者を、未然に防げたということなので。
しかし観客が来ることを見込んだ商売をされている業界は、ここまで粘って投資もして準備もしてきたのに…と突き落とされるような気持ちだと思います。
もっと早い段階で「無観客」を決めた方が、損失が少なかったのにと思ってしまいます。
1年前にオリンピックチケットはキャンセル返金しました
でもこうなること、十分予想できたと思うんです。
少なくとも私や私の同僚たちは、軒並み2020年の段階で「東京オリンピックは無理」と判断して、チケット返金申し込みができた昨秋に、軒並みキャンセルしました。
これ、経済効果目的で強引に開催することじゃない!
多くの人の人命がかかわることでしょ!
という気持ちで。
でもチケットキャンセルは、全体の18%だったそうです。
いや、この人々の動き、まずいだろ…と思ってました。
みんな楽観的すぎると。
あとは、選手団や開催スタッフでの集団発生や流行ができるだけ起こらないことを祈ります。
「万全の対策」ってオリンピック関係者はよく言いますけど、「万全の対策」なんて存在しません。
そんなものがあるのなら、感染管理にこんなに苦心している病院で、クラスターなんて発生しませんよ。