【COVID-19】救急外来制限、予定手術の延期

仕事のこと

第7波をめぐり世間と医療従事者で、温度差が結構あるな〜と感じるこの頃。

救急外来の制限

都内のある程度の規模の総合病院で、夜間救急の制限が始まっています。

わたしの勤務先もそうで、準夜〜深夜帯は救急車を受け入れないことになりました。

(当院で長く経過を診ているかかりつけ患者さんは例外的に受け入れ可能)

マンパワーの問題、仮に入院となってもベッドがないためです。

結果、都内では救急車に乗ったはいいものの、搬送先がなかなか決まらないという状態になっています。

予定手術の延期

首都圏ニュースを見ていたら、都内の心臓・血管手術で超有名な病院が、予定手術を延期しているとのこと↓

スタッフの陽性者が相次ぎ、手術を回せなくなっているためだそう。

報道されてないだけで、診療科によっては手術が現状できない状態になっている病院は、いくつか出てきているでしょう。

鉄道だって、スタッフ不足で間引き運転せざるを得ない状況ですからね↓

新規感染者数は日本が世界第一位に

なんと現状では新型コロナウイルスの新規感染者数は、世界でも日本がトップになっています↓

しかし行動制限を設けないと政府が表明しています。

医療を始めとしたインフラが機能しないのも許容せよ、と暗に言っているのと同じだと思います。

尾身会長も「犠牲は国民の許容度の問題」と仰っていますが、まさにそうなんですよ。

現状の医療の現場が対応できる範囲を越えています。


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