緊急事態宣言下の東京
新型コロナウイルス。東京都の新規感染確認数がここ数日1000人前後です。
年明け一気に2000人を超し3000、4000行くのでは?という勢いだったのに、1月7日の2447人を超えることなく、1000人前後で推移しています。
私の勤務先でも、お正月休み明けは検査がパンクするのでは?というくらい検査数が多くなってしまう事態がありましたが、そんな日は何日も続きませんでした。
「院内では検査数はまあ多いけど、意外と陽性者数は伸びてない、頭打ち感があるね」と同僚と話していたのが1週間くらい前。
なので東京都全体でも同じ傾向の数が発表されるのは現場としても納得、という感じです。
ただ重症者は依然として多いので、そこがどうなるか。
色々言われていますけれど、今回の緊急事態宣言《会食を重点的に抑える》はある程度の効果があったと感じています。
前例のない大規模ワクチン接種は自治体ベースで
さて、新型コロナウイルスへのワクチン接種もどんどん動いてきています。
医療従事者にワクチンの先行接種した後は、高齢者が優先接種となるのですが、それは自治体ベースです。
普段のインフルエンザなどのワクチンのように、病院やクリニックで行う、だからまた院内で予防接種当番が回って来る、と思っていたので拍子抜けです。
「前例のない大規模得なワクチン集団接種」ということで、各自治体はシステムを作りが大変というニュースが出ていました↓
病院・クリニックで行うことにすれば、一からシステム作らなくっても、各医院既存の予約システムが使えるし、各医院の手慣れた医療事務の人が対応できるんですけどね。
そうしないのは国なりに理由があるのでしょう。
※2021/01/31追記 自治体によっては、自治体内の病院や医院などを接種会場にするところもあるようです。私の勤務先も接種会場になる可能性が出てきました。
高齢者の予防接種は大変
高齢者先行になるわけですが、高齢者は若い人と違って注射を打つのも大変です。
インフルエンザの予防接種当番を毎年やっていますけど、お年寄りは時間がかかりますので、自分の担当する時間に高齢者の予約が複数あると「時間オーバーするかも」と覚悟が必要となります。
というのも高齢者はどうしても動作がゆっくり、理解力が落ちているため説明や確認などをしていると、若い人の3倍以上時間がかかります。
そして問診場面で、全く関係のない世間話、自分の身の上話を始める人もいたり。
車いす、片麻痺、難聴などもありますから、時間が読みにくいです。
だから予約枠にもある程度ゆとりがないと、結局待ち時間が長くなって密を作ることにつながるなと懸念します。
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