早いもので連休前半も今日で終わりですね。
花子の新型コロナワクチン1回目接種しました
この連休、花子のコロナワクチン1回目を接種しました。
以前ブログに書いた通り、花子は新型コロナウィルスにかかっています。
今年の2月終わりのことだったので、おそらくオミクロン株だと思います。
花子のような一度新型コロナウイルスに罹った人が予防接種を受ける際、何日間を開けるべきか?
これがきちんとした決まりがないのです。
一度新型コロナに罹った人の、ワクチン接種までの間隔?
新型コロナに罹った場合、ワクチンをすぐに打ってもいいのか?
ダメだとしたら何日間開けるべきなのか?
これが実はきちんとした決まりがありません。
というのもきちんとしたエビデンスが証明されてないから。
医者によっては「3ヶ月空けるべきだ」という人もいます。
一度かかると3ヶ月程度は抗体が高い状態が続くから、その間にワクチンを打っても意味がないという考えです。
また感染直後にワクチンを打つと、副反応がより強く出うる、という理由を挙げる医師もいます。
一方「間隔を気にせずなるべく早く打つべきだ」という意見もあります。
理由としては、感染によって出来る抗体と、ワクチンで出来る抗体は種類が違うからだ、とか、
今後のもし再感染した際に重症化を減らすのは、やはりワクチンだろう、という考えです。
厚労省の記載も多くは「できるだけ早くワクチン接種」となっています。
医者によっても意見が違う
実際、私がワクチン問診当番をやっている時もこの問題に当たったことがあります。
某企業の職域接種で、その企業の産業医さんが「3ヶ月厳格派」で「3ヶ月経っていない社員が来たら接種不可として下さい」と。
実際感染から1ヶ月しかたってない方が私の問診ブースに入ってきたことがありました。
近くのブースにいた産業医さんに改めて確認しましたが「3ヶ月経ってない場合、接種不可」と。
社内文書でもそのように通達してます、と。
そんなわけで打たない方がいいということを理由と一緒に本人説明し、お帰り頂いたこともありました。
個人的には3ヶ月空けるべきだ、という厳格論はやりすぎだと思っています。
しかしそもそも感染からの日数経過は、問診票の項目にすら入ってませんから。
わざわざ自己申告されなければ、聞かない医者(問診者)も多いはずです。
花子の接種は、感染から2ヶ月後にしました
そんなわけで、諸説ある既感染者のワクチン接種間隔。
花子のワクチン接種(1回目)は、コロナにかからなければ5歳以上が解禁されたすぐの3月に打つつもりでした。
残念ながらワクチン解禁直前に感染してしまい、逃げ切れませんでした。
結局ワクチン接種は、感染から2ヶ月たった4月下旬、自治体の集団接種枠で予約しました。
というのも感染から3ヶ月未満で接種して副反応が強く出た、という事例を院内では全く耳にしなかったから。
そんなわけで、接種1回目がちょうどこの連休でした。
接種後の様子
問診では、やはり感染歴は尋ねられませんでした。
問診票のその他項目に問題はないのでそのまま接種でした。
接種し1日経ちましたが、全く副反応がないです。
花子さん、インフルエンザワクチンで腕がかなり腫れるタイプ。
しかし今回は本人も「あれ?何にもなってない」と驚くくらい、接種部位は赤くもないし、腫れてもない。
そして熱や倦怠感もなく過ごしています。
感染後3ヶ月以内に接種すると副反応が強く出てしまう、という説は花子には当てはまりませんでした。
3週間後が2回目接種なので、その時も何も副反応が出ないといいなと思っています。