大阪市立病院で、新型コロナ病床を拡充したけれど働く看護師数が足りず、病院の別病床を閉鎖し、その分の看護師を移動させた、というニュース↓
国も自治体も安易に「病床を増やして対応」と言いますが、働き手の数がいないことが度外視されてますね。
看護職も、介護職も、コロナ禍で離職が進んでいます。
リスクの大きい部署で働きたがる人なんて確保できないのは明らかで、引退した人が再度現場に戻るのも、現状では難しいです。
強制することなんて当然できませんしね。
危険手当てもを支給する制度もなく、Go toなどの人とウイルスが広がりうる政策を行い続け、感染者も死亡数も増加。
一方で医療従事者には自己犠牲だけ強いて、「医療従事者に感謝」と口先だけで言うのは違うよね、と思います。
12/2追記です。大阪コロナ専門病院では看護師14名退職
その後、以下のようなニュースを知りました↓
大阪のコロナ専門病院 [大阪市立十三(じゅうそう)市民病院 ]では10月までに医師4人、看護師14人を含む25人が退職。職員全体の7%を占めたそうです。
Yahoo!ニュース
5 Users
12 Pockets
大阪市コロナ専門病院「もたない」 看護師14人が退職(朝日新聞デジタル) - Yaho...
新型コロナウイルス感染者の急増で、大阪市内の医療体制が逼迫(ひっぱく)している。全国初のコロナ専門病院となった大阪市立十三(じゅうそう)市民病院(同市淀川区)では、医師や看護師の相次ぐ退職でコロナ
12月のボーナス支給をもって退職となっている人もいるでしょうから、全職員における退職者のパーセンテージは上がりそうです。
なお大阪府看護協会のHPでは重症コロナ病棟勤務の看護師募集と待遇が出ているのですが↓、これでは集まらないでしょう。
条件からみると(言葉は悪いですが)「なめてるのかな?」と言いたくなります。
自治体立基盤の病院では、その自治体の政策として、コロナ病棟や重症者受け入れを行うことがトップダウンで決まってしまい、中で働く人の意見は反映されないので、働く立場としてはとてもしんどいですね。