【COVID-19】夫の発症②コロナ後の帯状疱疹・肋間神経痛

仕事のこと

夫が新型コロナウイルスに罹り、発熱は1日で収まったという話は前回書きました↓

今回はそのあとに起きたことについて。

前から帯状疱疹(肋間神経痛)に悩まされていた

夫は以前から、ちょっとした体調不良(ほとんどが2日酔い?たまに仕事のストレス??)といった免疫力が下がった時に帯状疱疹が出ていました。

帯状疱疹とは…

子どものころに多くの人がかかる水疱瘡<みずぼうそう>を引き起こすウイルスが、その後も神経に潜伏感染します。
数十年後、免疫力の低下とともに再活性化して神経伝いに移動し、皮膚に帯状の発疹や水疱が出たり、強い神経痛が出たりします。

水疱瘡にかかった記憶がなくても、日本人の多くは子どもの頃に感染しているため、50歳以上になると3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。

夫の場合は、肋間神経痛のみでいつも皮膚病変は伴っていません。

実は夫はこの強い痛みが病気だとは思っていなかったそう。

結婚後に私が「それ帯状疱疹の肋間神経痛でしょ」と言って初めて知ったのだとか。

新型コロナ罹患後に、帯状疱疹が出る人がいることが話題になっていた

世間的には話題になっていないよ、と思われるかもしれませんが。

医療者界隈では、新型コロナ後に帯状疱疹発症例が多いということは話題になっていました↓

特にうちの夫のような元々発症していた人ではなく、いきなり初めての発症というケースも多い。

そんなわけで夫にも出るかなーと思っていました。

そして発熱から2日後やっぱり肋間神経痛が出てきたと。(すぐ抗ウイルス薬と鎮痛剤は処方してあげました。)

帯状疱疹ワクチン接種で手は打ってあった

夫は頻繁に帯状疱疹(肋間神経痛)に悩まされていたので、2022年に帯状疱疹ワクチンを2回打っていました↓

これは基本的には50歳以上が対象ですが、リスクの高い方は50歳未満でも適応と認められることがあります。

生ワクチン(1回接種)と、不活化ワクチン(2回接種)があり、後者のほうが2020年から日本でも使用できるようになり、有効性や持続性が高いということで選択されることが多いです。

自費接種となるためやや高額(不活化ワクチンは2回で4万円くらい)ですが、自治体によっては助成金が出ます。

ちなみに2023年9月現在で東京都で調べると、不活化ワクチンは1回につき1万円の助成金、2回で合計2万円助成です。

お悩みの方は受けてみるのも手です。

ワクチン接種後は、痛みもマイルドになったらしい

そんなわけで今回の新型コロナ発症後の夫の帯状疱疹(肋間神経痛)ですが。

帯状疱疹ワクチン接種以前に比べると、今回は痛みがマイルドかつ短期間だったとのこと。

本人的には「帯状疱疹ワクチン、打っといてよかった」と。

そんなわけで「新型コロナ後の帯状疱疹にお気を付けください」という話と、


「普段から帯状疱疹にお悩みの方や、50歳以上の方には帯状疱疹ワクチンがありますよ」という話でした。


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