Go to トラベルの件、色んな意見があると思いますが、私はこの土壇場で東京が除外になってホッとしております。
さてそんななか、娘の学校がある区内で、保育園・小学校に通う子供の陽性報告が複数出ております。
日ごとにあの学校でも…この習い事でも…という噂を聞き、心配が募ります。
区としては学校名や園名は公表しない、とHP上表明していますが、保護者ネットワークで漏れ伝わってきておりますよ…。
小児は自宅療養
小児の感染は、重症でなければ基本的には自宅療養です。
↓小児科学会の見解
私の勤める病院は小児科ありますが、今のところ小児コロナ陽性者で入院となったケースはありません。
ということは療養期間中、他の家族にいかに移らないように対策するかが大切で、保護者にとっては骨が折れることだと思います。
休校期間や検査の対象範囲の問題
また園や学校で発生した場合、何日前からウイルスを保有していたか判断するのは難しいです。
休校するにしてもその期間をどうするのかの問題があります。
さらに陽性者が複数で、クラスや学年をまたいでいた時、それぞれの濃厚接触者をどの範囲ととらえて検査対象にするのかも難しいです。
この休校期間や検査の範囲について、こちらの記事にまとまっていました↓
結局は自治体が独自に判断することになっていているそうです。
実際、自治体によって対応差が生まれている、と記事に指摘がありました。
事なかれ主義で行くならば、濃厚接触の範囲をいくらでも狭く見積もったり、休校期間も少なくしたり、設けないことだってできます。
その自治体の気持ち次第なんです。
周囲の住民にとっては、情報が開示されずに疑心暗鬼な状態が続くと、不安が不安を呼び、事実ではない噂が出て、差別が生まれます。
学校や園に関しては、一律の基準があったほうが、情報の探り合いにならずに済むと思うのです。