医療従事者への新型コロナワクチン接種が始まりましたね。
私の勤務先の様子
私の勤務先は2月末〜3月に、医師・看護師に1回目を打つことになるそうです。
「希望者のみ、強制はしない」という申し込み書が院内で配られ「希望します」に丸をつけて出しました。
新型コロナ患者を受け入れているうちの病院の医師・看護師に関しては、ほぼ皆さんワクチン接種希望の様子です。
世の中、コロナにかかわらず反ワクチンな方も多いようですが、いやいや人類の歴史から見るとワクチンのおかげな部分も多いのですよ。
今回のワクチンで集団免疫が獲得できるかは、まだ残念ながら確定的ではないのですが、公衆衛生上は広い層がワクチン接種を受けることで少しでも予防効果があることを期待しています。
特効薬も、完全な防御法もない新型コロナウイルスですから、今できることを人類全体でやっておくことは大切だと思います。
日本のワクチン接種の遅れ
残念ながら、米国やヨーロッパに比べると、日本のワクチン接種のスタートは遅くなりました。
ワクチン開発が自国で成功しなかった(実用化できなかった)ということもありますし、システム作りでも難航しています。
システムに関しては、陽性患者の把握システムがうまくいってないこと(紙ベースでしたから)、COCOAも上手く作動できなかったこと、そして予防接種も体制作りに四苦八苦しています。
先進国だ、技術大国だ、と自負していましたが、今は昔になっています。
賃金も上がらず、国際社会での競争力が下がり、国も貧しくなっているのが明らか。
古い体制に拘らずに目を覚ますべきですよね。