【COVID-19】医療に協力したら何が返ってくるの?

世の中のこと

緊急事態宣言の拡大

緊急事態宣言、11都道府県に広がりましたね。

感染者数の増加を顧みると、しかたない判断です。

ただ都内を見ていると、宣言前と比べて平日通勤時間帯の人出は全然変わっていないと感じます。

今回のようなゆるーい緊急事態宣言がどれほどの効果を上げるのか、心配です。

「自粛するメリットが自分にはない」という意見

はてな匿名ダイヤリーで「医療に協力したら何が返ってくるの?」という、率直な疑問を上げている方がいました↓

書いたのは30代単身健康な男性のようです。

コロナで色んな楽しみを自粛し、コロナ感染拡大の防止、医療崩壊の防止に協力しているわけだけど、そんなことをしても自分自身には何のメリットもないのですが!という胸の内。

口には出さないけど、実際にこう思っている人って多いのだと思います。

この方も書かれていましたが、検診・予防接種以外で病院にかかることもない健康な若い人にとっては、医療が崩壊しようが自分には何にも関係ない。
だって自分は病院にお世話になることなんて、何十年もなかったわけです。

新型コロナウイルスに感染しても、元々健康な若年者ですから、軽症・自宅療養で済むだろうという自信もあるのでしょう。

で、結局この方は色んなひとからのリプライを読んで「やっぱりメリットない」という結論に至ったそうです。

自粛するメリットが個人にないのは当たり前

一連の流れを読んで、いやいや自粛するメリットが若い世代にないのは当たり前でしょうよ!という感想しかありません。

だけど子どもからお年寄りまでの全体、そして日本や世界といった大きなレベル、公衆衛生的にみれば行動自粛による感染拡大防止はメリットです。

どうして自分の楽しみが奪われなければならないの?と言われたら、あなたは人類の一員だから、としか言いようがない。

PCR検査を受けて陽性であっても、療養拒否、医療従事者や保健所職員に文句を言う例を最近よく聞きます。

個人主義になるのならどこかの山里で一人でひっそり生きてて欲しいな。

ネットを使うにも、ご飯を食べるにも、社会インフラを利用しています。
そのインフラを維持するのは健康に働ける人が必要で、そのために医療は必要。

そのインフラ維持に協力したくない、金は払ってるから文句ないだろ、自由に行動させろ、ではないんですよ。


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