新型コロナのワクチン接種、医療従事者ということで4月某日に打ちました。
第一回目ワクチン接種の感想
打った数時間後~24時間後に、腕が痛いというか、重いというか、動かしにくい。
私より前に打った同僚がそんな感想を漏らすのを「ちょっと大袈裟?」と思って聞いていましたが。
いざ自分が打つと同じ感想です。
毎年受けるインフルエンザ予防接種後にはなかった「腕が動かしにくくなる」という感覚にびっくりです。
お子さんが小さい同僚は、子供を抱っこするのに支障が出た、ということでした。
年配の同僚は、五十肩で元々上げにくいのにさらに上げにくくなった、とのこと。
でもみんな2日後にはそのような症状も改善してました。
そして私の周りでは、アナフィラキシーはありませんでした。発熱した人もいませんでした。
ファイザー社製のワクチン
今のところ日本での投与されているのは、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したmRNAワクチン「コミナティ」というものです。
私が接種されたのもこれでした。
これについての注意事項というか、Q and Aはこちらの忽那先生の記事が分かりやすいです。
日本政府によると、ファイザーから年内に1億4400万回分(7720万人分)の供給を受ける契約を結んでいるほか、英アストラゼネカから1億2000万回分(6000万人分)、米モデルナから5000万回分(2500万人分)の供給契約を結んでいるそうです。
5月以降に、ファイザー以外(アストラゼネカとモデルナ)も国内で接種開始されるのでは?と言われています。
日本でのワクチンの順番は、医療従事者→高齢者→基礎疾患がある方→そのほかの方、です。
「基礎疾患がある方」「それ以外の方」は時期的にファイザー社以外で接種となる方も多くなると思います。
アストラゼネカは報道される通り、血栓の副作用の問題が欧州でクローズアップされています↓
日本でアストラゼネカを使うかどうかは慎重に判断した方がよさそうです。
なお、今のところ1つの医療機関(接種会場)では1種類のワクチンが原則とされ、異なる会社のワクチンがコンタミネーションしないようする、と言われています。
医学的に副作用が多ければ当然国が早期に中止すべきですが、そうではなく友人の感想とかイメージで「△△社がいい」「〇〇社のでないと嫌だ、受けない」などいう人が出てきて、国民全体に打つのが遅くなることが懸念されます。
ワクチン入荷の遅れと接種の遅れ
医療従事者の接種は、2月17日から開始されたわけですが、私の勤務先ではなかなかワクチンが入荷できず、接種予定日が二転三転しました。
結局当初の予定より、3週遅れでワクチン確保・接種でした。
都内のコロナ入院も引き受けている病院ですが、非常に遅くなってびっくりしました。
都内や近県のコロナ入院を引き受けているような病院に勤務している友人に聞いても、3月中旬以降にやっと接種という人が多かったです。
一方、私の狭い交友関係の中で言って申し訳ありませんが、コロナ患者がほとんど出ていない過疎県の医師の方が早くワクチン接種できている傾向にありました。
新型コロナ患者が多い都市部の医療従事者に早く打った方が意味があるように思うのですが、現状はそのようになっていません。
高齢者への接種も、4/12~ということですが、私の勤務地の自治体(都心)はまだクーポンは発送されていないそうです。
これも、人口が少ない地方(=コロナが流行していない地域)の方が接種が早い、ということになるのでは?と感じています。
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