【2025ケアンズ】Day4 野生動物探検カンガルー、ワラビー、カモノハシ、南十字星

2025大阪万博

少し間が空いてしまいましたが、夏休みに行った中1娘との2人旅、ケアンズ4泊6日旅行記の続きです。

Day3が早朝3時から夕方までびっしり活動したので、今回のDay4は午前中ゆっくり休んで、午後から活動しています。 

日本語の野生動物探検ツアーに参加

旅行前から現地ツアーのいくつかに目星をつけていたのですが、ケアンズ到着後の娘の様子を見て絶対娘にマッチしそう、と分かったのでベルトラさんのサイトでバタバタと申し込みました↓

日本語スタッフが同行して解説してくれる、日本人対象のツアーです。

全般的にNHKの動物番組「ダーウィンがきた!」さながらでした↓

アリ塚、カンガルー、ワラビーと続いて行く

ホテルへのお迎えが午後2時でした。そこから他ホテルのお客さんもピックアップしてミニバンで進んでいきます。

この日のツアーは、バス1台(30名くらい)+ミニバン(10名くらい)。私たちはミニバンの方でした。

ミニバンではドライバー兼ガイドの日本人の方が1名体制、バスの方はドライバーの日本人1名+ガイドの日本人1名でした。日本人スタッフは皆さんエネルギッシュ。オーストラリアやケアンズが大好きで移住してきた方たちでした。

そんなこんなで、車でどんどん郊外へ。この半日ツアーの移動距離は東京から新潟くらいまでだそう。

そういえば、白アリの大きなアリ塚で、白アリを試食させてもらいました。パセリ味と言われたけれど、本当にそうでした↓(苦手な方はどこにいるか探さないでください)

途中、気球でも訪れたマリーバでは車道のそばに野生カンガルーの集団がいたりしました。

遠目ですが沢山いるのが分かります。実際はカンガルーらしくぴょんぴょん跳ねています。
近づくとこんな感じでかわいい。種類としてはオオカンガルーだそう。娘はアカカンガルーに会いたかったそうで、ケアンズ周辺では会えないと聞いてがっかりしていました。

車で立ち寄ったグラネット渓谷(GRANITE GORGE)のキャンプ場ではワラビーちゃんへの餌えりが可能でした。人馴れしてます。お腹の袋に赤ちゃんが見え隠れして、とても可愛かったです。

ワラビーちゃん。お腹の袋に赤ちゃんいるのがわかりますか?
赤ちゃんがもう少し顔を出すとこんな感じ。周囲を警戒し、すぐ顔を引っ込めます。

南国らしい色鮮やかな鳥も多数飼われていました。

ラピュタの木のモデルにもなった「カーテン・フィグ・ツリー」

ツアーの車はどんどん進み、時刻は夕方で日も傾いていく中、到着したのはアサ―トン高原のカーテン・フィグ・ツリーCurtain Fig Tree

フィグFigはイチジクの意味で、この木は別名「締め殺しのイチジク」と言う物騒な呼び名もあるそう。

でき方についての解説看板がそばにあります

鳥が主木に留まっているときに糞をして、その中に含まれるイチジクの種が主木の枝で発芽し、根を下へと伸ばしていく(カーテン状)
→イチジクはどんどん大きくなり、根はどんどん主木に巻き付きついには主木を絞め殺すように成長
→主木は倒木→たまたま傾いた先にもう一つの木があり、寄りかかるような形でこの大きなカーテンフィグツリーは完成

こうした成り立ちのため「絞め殺し」というキャッチ―なニックネームがついているのだとか。故意に作ろうと思ったのではなく自然の営みで形成された、という点が興味深いです。

なお天空の城ラピュタに出てくる木のモデル、とも言われているそうです。

確かにこの一帯の自然は歴史もあり、何らかの意思や神秘性すら感じ、物語が生まれてもおかしくないです。

野生のカモノハシに遭遇

このツアーの目玉は「野生のカモノハシ」探し。

必ず見れるわけではないけれど、よく出現する川に案内され、そこでガイドさんのアドバイスに従って無事カモノハシを見つけることができました!

水面の黒いのがカモノハシです。女性用スリッパくらいのサイズが流れてきたらカモノハシです、とガイドさんは言われていました。

私、そんなに動物に詳しくなくって。カモノハシは哺乳類だけど卵産むんでしょ?くらいの知識しかありませんでした。

動物関連の番組や本などをよく読んでいる娘曰く、足には毒があって危険と。ガイドさんからはオーストラリアの東海岸側のしか生息しておらず、生息数の減少もあり保護の対象となっているとのこと。

日本の動物園や水族館などでは飼育されていないそうで、肉眼で見れるのはとても貴重な体験だと分かりました。

夕食はBBQ、牛だけでなく、ワニ肉、カンガルー肉も

キャンプサイトに着いて、夕食です。スタッフの方がBBQして下さったお肉をいただきます。

小さいながらワニ肉、カンガルー肉も一緒に食べられるようになっていました。

ワニ肉が鶏肉のようで食べやすいことが意外でした。

あたりはすでに真っ暗で、ここで野生のポッサムにも会いました↓

ガイドさんが用意した落花生を食べていますが、本当は人間が食べているBBQ肉が目当てだそうです

ポッサムは樹上生活をする有袋類で、オーストラリアなどオセアニアの限られた場所に生息するそうです。

最後は満天の南半球の星たち、南十字星も

ツアーの最後は星空観賞でした。

ケアンズ市内でも星は良く見えるな、と思っていたのですが、郊外で見る星は全然違いました。

空全体に星が散りばめてある!という状態。

この写真、天の川が分かりやすいです。南十字星もあるのですがわかりますか?

ガイドさんから、色々な星座の位置を教えてもらいました。

よくわかったのは、何と言っても南十字星↓先ほどの写真だと、青色でマークした所にあります。

南十字星、一般的にイメージする十字を時計周りに90°くらい傾けた状態で見えています。

このときガイドさんから「南十字星は実は4つの星だけでなく、もう1つ小さい星もある、オーストラリアの国旗は、その5番目の小さい星も描いた南十字星となっている。南半球の国の国旗には、よく南十字星が使われている」と教わりました。

↓こちら、左側がオーストラリア、右がニュージーランドの国旗です。

画像は「山と溪谷社」さんhttps://www.yamakei.co.jp/news/release/20240306.htmlからお借りしています。

そしてさそり座、天の川、はくちょう座のデネブも分かりました。月のそばには金星があり、またISSが動いているのも見えました。

空一杯に輝く星を見る、静かな時間を最後に持つことができ、楽しく優雅な経験となりました。

このツアー、自然を満喫という言葉がぴったりです。お子様連れ(楽しめるのは年長さん以上かな)にもぜひおすすめしたいツアーでした。

野生動物に出逢える熱帯雨林探検&BBQツアー<日本語ガイド>


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