本日は終戦記念日でしたね。
KODOMO新聞、終戦特集にして欲しかった
読売KODOMO新聞は週1回木曜日朝の配達です。
一番直近は8月12日。
これは日本終戦76年がトップに来ると思ったのですが、なんと閉幕した五輪がトップでした。
ここ2週くらい五輪にかなりの紙面を割いてきたKODOMO新聞。
まさか8月の第2週まで五輪がトップでガッカリしました。
色々な考えがあるとは思いますが、子ども新聞という教育的な固いメディアこそ終戦という大切な節目を子供に伝え欲しいのに。
エンタメはTVなどでもう十分、子ども新聞をあえてとっている家庭にはむしろ終戦記念日でしょ!という気持ちに。
世間では風化の一途なのが悲しいし怖い
NHKでも今年は8月6日に原爆の特集番組をせず五輪一色でした。
例年なら8月6日は広島原爆投下ということでNHKでは特番が組まれるのです。
今年は五輪開催中ということで一切特番がありませんでした。
これにもガッカリしました。
挙句には、菅首相の広島での平和式典でスピーチの読み飛ばし…
なんだか戦争や平和教育が軽視されているようで悲しかったです。
戦争の話、風化させないために
折しもアフガニスタンが武装勢力タリバンに占拠され、アメリカと戦争が始まってしまうのか?という時期。
遠い国のことではなく、日本もかつて76年前までは戦争をしていて、悲惨な目に子供も大人もあった。
私、両親が高齢の時の子なので、両親とも戦時中生まれという同世代の中では稀な属性です。
子どもの頃から両親や叔父叔母からどんな悲惨な目に合ってきたか聞いているので、戦争が心の中にずっとあるんですよね。
だからこそ「伝えていかねば」という思いが強いのかもしれません。
でも意識しなければどんどん風化してしまうことなので、せめて8月6~15日くらいは過去の戦争に思いを馳せ、記事を読んだり特番を見たりしたいと思います。
↓公文国語の題材で取り上げあれていた少女の戦争体験「ガラスのうさぎ」
公文はこういう良書が(断片的であるとは言え)読まされる、というのはすごくよかったと思います。