犬を飼い始めてから、今まで知らなかった世界を垣間見ていますが、なかでも今回は旅行について。
新型コロナ新規陽性者数が減っている今、行けるうちに旅行に行っておきたいですよね。
人間の旅行、ペットは預けるor一緒に連れていく?
猫の場合、1泊2日くらいの旅行ならば自宅で猫をお留守番させる、ということもありなようですが。
犬の場合はそうも行かず。
誰か信頼のおける人に預けるか、ペットホテルに預けるか、一緒に連れていくか、になります。
我が家の場合、周囲に犬飼育に慣れた人がおらず、誰かに預けるのは不可能。
ペットホテルは、いつもトリミングしているサロンに併設があるのでお願いはできます。
しかもうちの犬は空気を読む賢い子(←親ばか?)なので、サロンからお断りされることはないと思います。
けれど慣れない環境だと犬にストレスかかると思うと躊躇します。
そして何より花子さんが「絶対犬も一緒に連れて行く、可哀そう」と主張するので、犬も一緒に連れていくことにしました。
ペット可の宿の予約がまず大事!
宿を確保しなけらばどうしようもない。
そのため予約サイトで「ペット同宿可」のチェックボックスにチェックをつけて探すわけですが。
これが地域によっては対応できる宿が限られて難航します。
高原リゾートである「那須塩原」に行った時は選択枝が多く困りませんでしたが、
「岩手・宮城」に行った際は困りました。
そもそも「ペット可」が少ない。
まず交通の便が良いところにはなく、辺鄙なというと失礼ですが、風光明媚なホテルとかペンションになります。
宿は「部屋食がいい」
我が家の家族旅行は朝夕食とも宿についているところを選びます。
子連れで夜ごはんのために出かけるのは面倒なので、ずっとこのスタイルです。
夕食付でも、ホテル内の食事会場に行かねばパターンもありますが、当然犬は入れず、部屋でお留守番になります。
犬に寂しい思いをさせないためには「部屋食」つまりお部屋で食事がとれるタイプがいいです。
と「部屋食」を希望すると、さらに宿が限られてきます。
でも部屋食で、自宅と同じように犬も同じ空間でご飯を食べることができると、とても落ち着けます。
メニューがしゃぶしゃぶとかBBQとかだと、加熱した味のついていないお肉を犬にあげることもできるので、犬も喜びます。
日中の観光地もペット同伴可能か、レストランも同伴可かチェック
日中の観光地も、犬が入っていいか下調べが必要です。
「那須塩原」ではアウトドア系観光地がメインなので、犬OKが多くて助かりました。
が、「岩手・宮城」はそうとも言えず。
陸前高田では観光タクシーを利用している間は、事前電話相談して営業所に犬を預かっていただきました。
松島では遊覧船にキャリーに入った犬は持ち込み可と分かったので、松島観光できました。
レストランも、テラス席は犬OKなところもありますが、これも事前に調べておかないといけません。
犬が一緒だと旅行先が限られてくる
そんなわけで犬と一緒だと、泊まれる宿、行ける観光地が限られてきます。
(そういえば以前の上司が大型犬を飼っていて、家族旅行になかなか行けず、夫+子供で出かけて、妻+犬はお留守番になりがち、と言っていました。)
我が家は3kg未満の小型犬なので、キャリーに入れれば可となっている観光地で、キャリーで犬を持ち込むのは全く苦がありませんでした。
↓我が家で活躍したリュック型キャリー。多機能な優れもので、おすすめできます。
↓リュックを下ろし平らなところで拡張すると広々と使えます。拡張部はメッシュです。
(これは新幹線席の足元でくつろいでいるときの様子。)
けれどこれは中型~大型犬だったら、持ち込むのも大変ですよね。
さらに、うちの犬はクシャミの時だけ「ワン」と言う、という奇特な性質の子で。
自分から吠えることはまずなく、他の犬が吠えていても吠え返すこともないのです。
そんな誰もが驚くほど静かな犬のため、キャリーで持ち運んでいても周りの目が気になりません。
が、吠えるタイプの犬だと、周りの目が気になって観光しづらいだろうな、と思いました。
でもペットと一緒の旅はプライスレス
ペットが一緒だと宿・観光地など下調べが大変です。
まるで0~1歳児を連れて旅行するときのような事前準備が必要と感じました。
でもペットも家族の一員ですから、旅行に同行して一緒に食事をして一緒に眠るのは、飼い主も、ペット本人も安心ですよね。
そして旅先で、犬好きな方に話しかけていただいたり、構っていただいたり、という出会いもあります。
そう思うと、家族の思い出の1ページとして犬も一緒の旅行というのは、プライスレスだなーと感じています。