英語教育に関して、調べたくなる気持ちが急騰している私。
この春娘が中学生になる前後でいくつかの英語塾の説明会や体験に行っていました。
英語塾に通うお友達
娘のいた某附属小は中受をせずにそのまま附属中に内部進学するお子さんが多数派。
そのような内部進学派のお子さんたちは、小5くらいから本格的に英語にギアを入れ始めることが多かったです。
英語の専門塾は都内だと小規模なものがいくつもあり、自宅からアクセスの良い小規模塾に行っている子が多かった印象。
J PREPという英語塾
J PREPについては私も娘が年長の頃から知っていました。
当時(2018年秋ごろ)は校舎も少なくて、自由が丘と渋谷にしかなかったような記憶。
J PREPのキッズクラスには定員都合から入りにくく、小学校受験が終わったらJ PREPの席取り!という風潮がありましたよね↓
我が家はその席取りには参戦しませんでしたが、J PREPのおかげで小学校低学年から着実に英語力をつけた、というお友達の話は聞いていました。
一方でうちの子には合わなかった、身に付かなかったという親御さんもいました。
今では小学生用のクラスだけではなく、英語の学童保育もあったり、さらには幼稚園経営もされているようです。
今回J PREPの説明会に行ってきました
J PREPの本流は、中高生向けのクラスで、国内外の大学受験に向けたコース。
既に塾カリキュラムの新学期が始まっていましたが、中高生向けのコースのうち幾つかはまだ空きがあったので、説明会に参加しました。
説明会には15家庭くらいが参加していました。
説明会を斉藤先生自らされていてビックリ
特に何も考えずに説明会に参加してのですが、主宰の斉藤淳先生自ら説明会でお話しされていて驚きました。
今や都内と神奈川県に8校舎もあり、メディアに出演したりとお忙しい方なので、わざわざ校舎に出向いて説明会するとは思ってなかったのです。
斉藤先生、お話を聞くととても熱い方でした。
JPREPができたのが2012年でそこから13年足らずで急成長している塾を牽引しているエネルギッシュさが納得できる熱さでした。
現在の大学入試で求められているもの、親の受験時代との違いについても詳しく説明していただき、とても分かりやすかったです。
実は他にも英語塾の説明会はこの春に行っていますが、J PREPというか斉藤先生のお話が段違いで納得感がありました。
説明会後、斉藤先生のご著書を読む
順番としては逆な気もしますが、説明会で斉藤先生にお話を伺ったあとに、こちらのご著書を読みました↓
随所で学術論文による根拠が示されていて、分かりやすかったです。
いくつか役立ったトピックスを書いてみますね。
12歳以降でも手遅れではない、ただしアプローチ法は12歳までとは違う
母語として英語を確立させたいなら、12歳までに習得することが必要であるが(実際に論文でもそのような報告がある)、第二外国語として習得するには12歳過ぎてからでも問題はない。
そして12歳までなら英語の取得は音のアプローチメインで良いが、12歳からは文法によるアプローチが必須となる。
年齢によって学習方法を変えるべきであるというお話は、だいぶん前に読んだ、船津洋先生(子どもの英語教材パルキッズを作った方)のご著書でも同様のことが書いてありました↓
そのため低年齢の子に、文法理解を促しても意義は乏しく、むしろ言葉を塊として覚えてもらう形の方が良いそうです。
音と文字を結びつけるのは6から8歳くらいから、そしてフォニックスが不可欠。
・・・
本のレビューが長くなりそうなので、その(2)に続きを書きますね。