本日は赤坂のサントリーホールで行われる「子ども定期演奏会」に行ってきました。
(パンフレットの絵も小学2年生のお子さんが書いたもので、とても良い味を出しています。)
年4回、本格的なオーケストラが楽しめる「子ども定期演奏会」
東京交響楽団とサントリーホールが、子どもたちにクラッシック音楽を親しむ機会を作る、という趣旨で行われています。
本格的なオーケストラですが、時折将来有望な子どもミュージシャンも登場する形です。
小学校1年生から入場可能で、1回一人3500円、年間4回の通し券で購入すると一人12000円と破格です!
以前から興味あったのですが、今年小3で初めて年間通し券を買って参加しました。
今回は20周年記念でした
この「子ども定期演奏会」は、今回が20周年記念とのことでした。
ゲストとして出演された、ヴァイオリン三浦文彰さん、チェロ横坂源さん、ピアノ金子三勇士 さんとも子供時代にこの演奏会に子どもミュージシャンとして出演されたことがあるそうです。
今年度のオープニング曲を作曲した現中1の女の子も場内で紹介されていましたが、才能ある子は小さいときから素晴らしいですね。
オケの後側の席が面白い
ネットで席が取れるようになって数週間たった状態で申し込んだので、良い席は埋まっていました。
オケの真後ろの席が比較的前方でも空きがあったので、そこで席を取りました。
これがなかなかすごくて。
席の直下にパーカッションや鉄琴・木琴が演奏されるだけでなく、ずっと指揮者と向い合わせなんです。
今回の指揮者は大友直人さんでしたが、指揮者が各パートに指示を出す動作や表情がずっと見えるのは、私にとっては初体験で新鮮でした。
花子の反応
花子にとっては初めてのオーケストラ鑑賞。
率直な感想としては(生オケのバレエ公演に慣れているので)「オケだけで踊りはないの?」と言っていました。
自身がピアノを習っているので金子さんのピアノ演奏と、花子のバレエ教室発表会のオープニングで毎回使われている「威風堂々」は楽しかったそうです。
やっぱり親しみのあるところが食いつきがよいようです。
周りを見ると寝てしまっているお子さんもいましたね・・・。
そして子供は小学校低学年の子が多かったです。
コロナ禍でのコンサート
公演中も何度か話題に出ましたが、コロナ禍なので演奏活動やコンサートが、以前に比べると制限され、活動の場が限られてしまっています。
演奏家の皆さんはつらいですよね。そして経済的にも影響が大きいと思います。
会食などと違って、お客さんとして席で静かに鑑賞する分には、とくに感染リスクが高くなるわけではないので、公演に出向くことでわずかばかりの支援出来たらと思います。
一方で、弦楽器の方はマスクをして演奏されていたけれど、管楽器の方や指揮者・司会の方はノーマスクだったので、そこは少し気になりました。
ご興味ある方は、次回は7/4(日)なのでチェックしてみてください。
今年4回とも敢行できるかはコロナ次第なところで、もしかしたら去年のように公演中止の可能性もあるのが悲しいところです。