子育て世代には手薄く、老人にばかり手厚いってやはりおかしいと思うのです・・・
児童手当 年収1200万円以上除外へ
少し前から話題になっていた児童手当ての支給停止ですが、世帯合算ではなく1200万円以上の家庭で廃止と閣議決定されたそうです。
報道によって「世帯どちらか」が1200万円、もしくは「世帯主」が1200万円と表現されていてあいまいなのですが、もし「世帯主」なら世帯主をより収入の低い方に変更するという手もあるのでは・・・?と思いました。
議論されていた「世帯合算1200万円」は採用されなかったわけですが、おそらく数年のちには「世帯合算」に変更される可能性もあります。
これらの支給廃止で浮いた予算を「待機児児童解消に充てる」としているのですが、子育て世代間で限られた財源を取り合うってどういうこと?という気持です。
老人への医療費については、老人間での財源を融通しあうなんてことは一切しないのに。
各種税負担も重く、そして都市部だと住居費もかなり大きいので1200万円だと、ゆとりを持って子どもを2人3人と育てられる額ではありません。
おそらく2人目、3人目を考えていた人も産み控えが進み、より少子化がすすむでしょう。
老人のためにならどんどんお金を使うのに、現役世代や子供のためにはお金を使わないって、国の衰退を目指しているとしか言いようがないです。
自分たちが逃げ切れればそれでいい
医者をめぐる業務内容、処遇なども色々変化して来ていて、50~70代男性医師と話す機会が多いのですが、よく「自分たちは逃げ切れるから大丈夫、でも先生たち(私)の世代はどうなるかね」と言います。
この世代にはびこる考えってそうなんですよね。
自分たちが優遇されていればそれでよい。先のことは知らない。
多分お年寄り政治家たちもそんな感じなんでしょうね。「自分たちが逃げ切れればそれでよい」って。