青山に用事があったついでに、乃木坂の国立新美術館のメトロポリタン美術館展へ行って来ました。
夫は仕事だったので、花子と2人でのお出かけです。
国立新美術館の建物自体が美しい
この界隈は時々車で通るのですが、美術館に来るのは初めてでした。
というのも花子が美術館というものを楽しめるかどうか自信がなくて連れて行けなかったのです。
でも小2、小3と浮世絵展やゴッホ展に連れて行ってみて、それなりに花子も楽しめる分かったので今回は躊躇いなく連れて行けました。
国立新美術館は建物自体が曲線を描く、現代的なフォルム。上野の美術館・博物館群とは違ったスタイリッシュさです。
満開は少し過ぎてしまいましたが、エントランスの桜も綺麗でした。
メトロポリタン美術館展、期待以上でした
こんなにも色んな有名な作品が一度に観れていいのかしら?
というくらい豪華なラインナップでした。
本邦初公開の作品も多かったです。
西洋絵画の500年とサブタイトルがつけられている通り、宗教画からポスト印象派に至るまで色んな絵がありました。
私が心に残ったのは、フェルメール、ゴッホ、ドガ、モネ、ゴーギャン。
特に1番最後を飾ったモネの暗い色調の「睡蓮」が、一般的な睡蓮の連作とはトーンが違っていて、ドキリとさせられました。
晩年、眼などの調子が思わしくなくなってからの作品だそうで、ヒトの人生の終わりを感じさせるような物悲しさがあります。
花子にも理解がしやすいように、オーディオガイドを借りて聴きながら進みました。
花子は子どもや天使、動物が描かれている絵を好んで見ていました。
↓自分と名画をドッキングさせるカメラも最後のショップの一画にありました。
この手のカメラ、国立博物館の特別展でも以前ありました。
しかし今回は残念なことに、子供のために背の高さを合わせる台がなくて。(国立博物館はあったはず)
花子は背が足りずカメラに上手く映ることが出来ませんでした。
オシャレなカフェでお茶を
メトロポリタン展のミュージアムショップもあったのですが、混雑していたので今回は商品は手に取らず。
たくさんの名画のパワーに疲れ切ってしまいました。
とりあえずは2階のカフェでお茶を。
吹き抜けになっているので、お茶をしながらも建物の美しさを眺めることができます。
会期は5月30日まで
この特別展は昨年先に大阪で開催されていたものだそうで、今は東京、そして東京のあとは日本を離れてしまうそうです。
東京での会期は5月30日まで。
かなり選りすぐりの豪華な特別展なので、是非足を伸ばしてみてくださいね。
中学生までは無料、高校生1000円、大学生1400円、一般は2100円です。
入場数は時間帯毎に制限されており、事前オンラインチケットも時間帯毎に上限があります。
訪れたのは4月の土曜日でした。
オンラインで数日前から見ているとチケットは完売にはならないようだったので、当日の行動時間が読めないこともあり、予約せずにその場でチケットを買いました。
事前予約オンラインチケットだと、30分刻みの枠なので、時間がはっきり確定しがたいときは予約が難しいのです。
幸いにも15時半過ぎという遅めの時間だったためか、すぐの時間帯で入ることができました。
帰りはすっかり日が傾いており、西日をバックにした美術館の姿も美しかったです。