父の不動産終活、色々問題点を抱えているのですが、そのうち一つが先日やっと解決しました。
境界で揉めていた土地、決着する
お隣と境界で揉めていた土地。
父はその土地を更地のままにしていましたが、お隣は持ち主さんが家を建てて住んでいる状態でした。
今回、土地家屋調査士という国家資格を持った方に依頼して相手と交渉していただいたのですが、なんとお隣の所有者の方がお亡くなり空き家状態に。遠方のご子息たちとの交渉となりました。
うちの父もいつお迎えが来ても驚かない高齢者ですが、お隣もそうだったようです。
ご子息たちがまだ相続されていなかったので土地の相続・登記をして→その上でうちの父の土地と境界について交渉というステップ。
最終的に双方が合意した境界で登記するまでに、半年かかりました。
長かった。
けれど土地家屋調査士さん(うちの地元エリアで開業されている方)からお聞きすると、我が家のケースはまだ序の口みたいです。
親が元気なうちに、子どもが財産の把握をすべき
我が家は、父が元気な時は父の財産について聞くことはできませんでした。
父が話したがらなかったし、父本人の管理でうまくいっているように見えたからです。
しかし父の認知能力が大きく悪化して、通帳や不動産の権利書を預かるようになってから(つまり2024年)初めて所有物件の全容が分かり問題を放置したままになっていると知りました。
今回は突然亡くなったわけではないので、まだ対処する時間が持てているのが幸いですが、これが突然父が亡くなっていたら、相続のために短時間で色んな問題を解決する必要が出ていたと思います。
後処理が大変にならないように、親が元気なうちに所有財産についてちゃんと教えてもらうのが大切です。
でも親って年老いても、プライドがあるのか、自分の方が分かっていると思うのか、子に話したがらないので難しいですね。
残りの不動産問題は、父存命中は「放置」の選択に
父の所有する複数の田舎不動産、可能なら父の生きているうちにできる限り売却して欲しいのですが、本人はそんな気は全くない。
子どもとして、根抵当権の抹消、境界問題の解決までは成し遂げ、いつでも売却できる状態にはしました。
子供達は「地価が下がって二束三文となっている田舎の不動産は相続したくない」と何度も言っているのに、父は「売らない、本来価値が高いものだ、子が相続しろ」と言って聞く耳は持たない。
権利書と一緒に保管してあった購入当時の売買契約書を見ると、バブル期~その前くらいという時代背景もあり、本当に良いお値段で買っています。ざっと今の実売価格の2倍以上。
今売却すれば値段が当時の半分未満という事実が、父には到底受け入れられないのだと思います。
そういう父の気持ちも分からなくはないのですが、過疎化の進む田舎の地で、値の上昇を望むのは難しい。合理的に考えるとここで「損切」すべきなのです。
ただ合理性だけで父を動かすことは困難で、父の心情を優先せざるを得ません。
@7se77ko