先日娘と一緒に寝る前に突然、
娘「お母さんの命より大切なものある?」
と聞かれました。
私「それは花子ちゃん!」
と即答しました。
娘「あー、そう言うと思った!」
娘「でもね、私は自分の命よりお母さんの命の方が大切って思えないのよ。
将来子どもが生まれたら、自分の命より大切って思えるかもしれないけど。
でもお母さんでも、子どもの命の方が大切って思えない人もいるみたいだから、それはその人の性格かな。」
どうして急にそんなことを言い始めたのか分かりませんでしたが、私が娘のことをとても大切に思っている、と言うことはよく伝わっていたようで安堵しました。
私も小さいころ、戦争でわが子のために命を投げ出す母親の話を読んだとき、「こんなこと私はできないけど、うちのお母さんが同じ立場だったらきっと同じことやるだろうな」と確信的に思っていました。
それが今、子どもを持つようになって「うちのお母さんだったら、自分よりも子供の命の方が大事って言うだろうな」と子に思ってもらえている。
色々と独りよがりで、娘に無理を言ったりすることもある、決して満点なお母さんとは言えない私です。そして最近は口が立つ娘と、ちょっとしたケンカになって「お母さんキライ」なんて言われることもあるのです。
ですが、娘のためを思ってお母さんなりに色んな犠牲覚悟でやっている、と娘が感じてくれている。
その娘の解釈に甘えてはいけませんが、とりあえずは色々と伝わってはいることに安堵した一件でした。
大分前に読み聞かせをしたこちらの本を思い出しました。
お母さんはいつだって泣かずに頑張っているよ、という内容が素敵なイラストとともに描かれています。