少し前の話ですが、久々の再会があったのでそのお話です。
大学医学部医学科、卒後20年以上の同窓会
私が某大学の医学部を卒業してから、いつの間にか20年以上が経っていました。
久しぶりにFBを見ると、同期で同窓会を開くと。
卒後20年以上経って初の公式同窓会です。
記憶をたどると、15年くらい前までは同級生の結婚式などで同級生たちに会うことはありましたが、以降は年齢的に結婚式というものもなく。
おまけに私は大学のあった県を遠く離れて東京で働いているので、自分とおなじ科に進んだ同級生以外とはずっと会っていませんでした。
特殊なまとまりの100名
医学部医学科は私の時代は1学年100名でした。
うちの大学の場合、2年から6年生の時は、同学年100人が同じ講義室に集められ、同じ授業を受けます。
そのため「同学年」の意識はすごく強く100名がひとまとまり。お互い知らない人はいない、という他学部よりも密な関係性でした。
そして卒後も基本的にみんな同じ職業で、似たような分野で仕事をしている。
私は「医学部医学科」の世界しか知りませんが、おそらく他学部とは在学中の様子も全然違うのだと思います。
同じ環境で過ごし、卒後もある程度似ている、という背景なので、同窓会で会っても違和感はすごく少なかったです。
20年以上経って集まった面々の特徴
同窓会は、100名中35名程度が集まりました。
見た目が大きく変わってしまって誰かわからない、ということはなかったです。
そしてみんな医者らしい雰囲気を身にまとっていました。
同窓会に今回来ていない人の話にもなりました。
伝え聞いたところでは結婚生活がうまくいっていないとか、別れて頑張っているとか、そういう話を何人か分。
当たり前のことかもしれませんが、同窓会に集まっていた人はうまく日常が回っている人たちなのですね。
40半ばを過ぎ、進むべき道に迷う声も多い
皆40半ばを過ぎ、今後のキャリア人生どうしようという話をしていました。
特に大学や医局人事に残り続けている人から、そういう声が多かったです。
40半ばなので、開業している人も多く、その苦労もいくつも聞きました。
子供の教育話にも結構な花が咲きました。
早い人ではもうお子さんが大学受験を終えた人もいましたが、大多数はまだ末の子は小学生という状態が多かったです。
住んでいる場所によって受験熱の違いも顕著でした。
20年以上経って、思い描いていた40代になれているかどうか?
今回いろんな昔話に花を咲かせてみて、昔思っていた感情というのをいくつも思い出しました。
そして大学生の頃思っていた40代に、慣れているのだろうか?と振りかえる良い機会になりました。
思い描いていた40代の自分とは幾つも違う点はありますが、家族に恵まれ、仕事も続けることができているのは幸運ですね。
上を見ればきりがないのですけど。
大学時代からみると「思えば遠くに来たもんだ」の気分です。